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       ひさしぶりに狩り 
        2011年09月23日(金) 
         きょうBookOffへいったら、森薫の「エマ」の8巻をみつけたうえ、1ドルセールのところで、ちょうど考えていた「アラベスク」を3冊(日本に持っていてさんざん読んだのにもかかわらず)、「ジパング」の第1巻を手に入れた。その上、岩波文庫の「漱石書簡集」。これは親鸞書簡を読み解く上でどんなに力になるかはかり知れぬものがある。ロンドンから鏡子夫人に書いた手紙がおもしろくてたまらない。 森薫はこないだ「乙嫁語り」を3巻読んでとっても感心したのである。マニアックであった。そしたらこの『エマ」もまた、往年の「バジル氏」をほーふつとさせ、しかしよりいっそうマニアックであった。とっても感心したのである。「アラベスク」は「テレプシコーラ」を考える上で必要だったのだ。そして「ジパング」は「僕はビートルズ」を考える上で必要であった。連載中は戦いばかりのお話もこのまるっこい顔だちもどうも興味が持てなくて、ろくに読んでいなかった。しかし「僕はビートルズ」を経てこうして読みなおすと、この1巻、ぞくぞくする。一人の作家が、ああーーこういうふうにこういうことを考えていたのかーと思い当たるのである。 
        
      
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