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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

流星群

2010年08月15日(日)

新聞にペルセウス流星群のことが書いてあったのでここ数日夜中になると気もそぞろだが曇っていてなんにも見えない。

その後

2010年08月13日(金)

つなわたりのような日々である。きのうはあの「ER」というところで12時間を過ごした。さんざん検査したら心臓のようだ。それでなんだか近未来(8月末とか9月とか)の予定が微妙になっておる。あたしがここにいるときでほんとによかった。ああ昏倒されてはあぶなくて運転は厳禁である。この間K子が舞踏のワークショップにいって、ばったんと、どれだけ受け身(合気道のS子なんて得意なはず)をとらずに潔く倒れられるかをやったと言っていたが、そういう動作を82歳がやったわけだ。

救急隊と賛美歌

2010年08月11日(水)

そしたら今度はつれあいがいきなり昏倒した。大きな音がしたから驚いて振り返ると、いるはずの人間がいなくて床にひっくりかえっていたのである。呼んでも意識がないから救急車を呼ぼうとしたが番号がわからないのでDアンのところに電話してきいて救急車にかけたらすぐきたが、Dアンもきた。トメに携帯で同時にEリンにもかけさせたので、Eリンもきた。救急隊の人たちは新聞なんかでよく見るあのアメリカンヒーローの消防士さんたちの仲間であった。たくましい壮年の男たちで、てきぱきして、威厳のある、自分の仕事をきちんと把握している話し方をした。ふだんはしんじまえーとか思わないでもないつれあいが、目の前で昏倒するとやはりおろおろして手を尽くしてしまったのである。
大家さん、賛美歌の訳はこうです。
「エスわれを愛す、左様聖書申す
愛すれば子たち、よわいもつよい
はい、エス愛す、はい、エス愛す
はい、エス愛す、左様聖書申す」
で、そのオリジナルはこれです。
Jesus loves me!
This I know,for the Bible tells me so.
Little ones to him belong.
They are weak, but he is strong.
Yes, Jesus loves me, yes, Jesus loves me.
Yes, Jesus loves me, the Bible tells me so.
すごいでしょう?

あああああああ

2010年08月10日(火)

きゃーーーーーーーっっっ。もう何もきかないでください。
とかいってるうちに生還した。しめきりはおわった。人心地がついた。世間がちゃんと世間の色に見える。だからきょうはちゃんと寝ようと思ったのだが、やっぱり3時ごろ目を覚ましてしまい、せめてベッドの中で本を読んでいようと思って、読みかけの正信偈を読み終え、「新体詩聖書賛美歌集」を読み始めたら梅花という人の詩に感心し、賛美歌の、本文ですらない解説に、参考として載っている「はい、エス愛す、はい、エス愛す、左様聖書申す」という明治5年の訳に、それはそれは感動して、寝てなんかいられなくなって起き出してきた。こういうときにH田がそばにいればなあと思う。おっしかし、見れば大家さんも生還しているごようす! おひさしぶりです、心配してました。

道場とビール

2010年08月09日(月)

道場のパーティーで、持ち寄りなのであったが、なにしろこの時差ぼけの上にしめきりでひきつっておる。てきとうにチキンかドーナツかっていこうと提案したのにつれあいに却下され、メインはスシだそうだからコロッケがいいと言い出したので、しかたがないから日本食屋までいって冷凍コロッケ買ってきて大量に揚げて持って行ったのである。しかしあたしのビールの師匠Jレミーが、どことかのアニバーサリーエールとどことかの小麦エール持ってきていた。名前おぼえときゃよかった。前者は苦すぎ、後者はうまかった。きのうはDとJと家族とでカール・ストラウスというビール醸造屋のレストランにいった。今月のビール、Off the rail。それはそこの人気銘柄のRed Trolly (これは赤くてマジでうまい、バランスのとれた苦みと甘味、しかし泡が立たなすぎるのが難点)を発展させたもので、より強く、よりホップがきいているそうだが、ホップききすぎ、アルコール分強すぎ、焦げ甘感も強すぎて、もはやビールというより大麦シェリーみたいな飲み味で、過ぎたるは及ばざるがごとしぢゃった。

不安夢と時差ぼけ

2010年08月08日(日)

いつものことだが時差ぼけで中也逆転。朔太郎も。賢治も。これこのように2時ごろ起きてきて朝まで、それから午後3時ごろまで眠って、夜の10時や11時には眠たくなり、眠ると2時とかに起きる仕掛けである。で、いろいろと不安の夢を見まくる。H田とかS匠とか、T浜さんとかM郎さんとかが出てきて、リアルな会話をする。きょうは詩を読むか何かして感動してぼろぼろ泣いた。小さい女の子が、アジアの文化に共通して伝わる、敵に追われて、隠れて、その子の兄が、戦いの、海の、……なんかそんなような。俳句をつくれとS匠に言われていた。で、不安夢なのである。

たいへんなことに

2010年08月06日(金)

書きかけのファイルがいくつもなくなっている。なぜなのかまったくわからない。その上なくなってるのを知らずに上に書きこんでしまったから、確実になくしてしまったと思う。おとといから、何かへんだ、書きかけファイルがみつかりにくい、あるいはみつからないと思っていたのだが、こんなに大切な書きかけまでなくしているとは思わなかった。移動にかかって数日間見ていなかったのだ。さーて本腰いれて一気に終わらせるぞーと決意して開こうとしたらこれだった。Fの仕事を校了直前のこんな時期にキャンセルしてもらわなきゃならなくなった。申し訳、なさすぎる。忸怩、こういうときに使うことばかも、しかしそんなものではぜんぜん足りない。

タケとトウモロコシ

2010年08月05日(木)

昨夜は、まっくらな真夜中に、タケが、何度も何度も、あたしがほんとにそこに寝ているのか、たしかめに来た。3時ごろ起きちゃったのは、時差ぼけもあるけど、それもある。今夜は来ない。安心したんだろう。でもやっぱり3時に起き出してきてここにいる。昨日 Henry'sへ買い物にいったら、みずみずしい取れたてトウモロコシが6本で1ドル! ひさしぶりに料理をした。取れたてトウモロコシのこきおろしスープ。やっぱトウモロコシは生のままこきおろしてスープに仕立てたほうが甘くてうまい。あの大病のあと、タケは首輪じゃなく(12年前につけはじめた、ひっぱると締まるタイプのチェーンカラー)皮のハーネスをつけて散歩にいくようになっていた。年寄りの犬がハーネスつけてるのを見ていたものだが、うちのタケがやるようになるとはなあ。でも散歩中はあいかわらず元気。

飛んで着いた

2010年08月04日(水)

地球温暖化、なにそれ? っていうほどすずしい。タケは元気である。ニコも元気である。UAのビジネスクラスはシートとふとんがものすごく快適だった。トメとあたしはまったく趣味がちがうので、ちがう映画を見ていた。トメはコメディをいくつも見ていて、あたしは「タイタンの戦い」(噴飯もの)と「アイアンマン2」(役者はいいのに1のほうがよかった)と「ラタトゥイユ」を半分と(主人公のリングィニが好みでない)「シュレック」の最新作を10分間見た。つまらなかった。犬夜叉のまとめみたいなのを1000円近くだして空港で買ってしまった。かごめとの恋愛シーンだけ集めてある。高橋留美子もう読むかと思うほどうんざりしていたのに、つい。で、つまりそれと、小西甚一の「古文の読解」(高校時代の最愛読書は、じつは太宰でも中也でもなくて「古文研究法」だったかも、と思うほど愛読した小西先生のちがう顔をのぞいたような気がしてどきどきした)と、モーニングと、やりかけの万事OK(難問であった)で太平洋を渡ったのである。

今日はきっと飛ぶ

2010年08月03日(火)

きのう買いそびれたモーニング(木曜日なので、月曜日にはもう買えなかった)を空港のなかのTSUTAYAで買えたので、この混乱もヨシとしよう。「かぶく者」があと2回なので、どうしても読みたかったのである。UAの人が、飛行機が飛ばなくてovernight した次の日にまた飛ばなかったということは、(その人の勤務生活のかぎりは)1回しかなかった、と言った。

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