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無事退院
2010年08月26日(木)
つれあいは無事退院。S子は大学が始まるのでもどっていき、トメは学校がはじまり、あたしはいろんな人に励ましのことばをいただいて元気づけられております。
入院中
2010年08月24日(火)
つれあいは若くて美人の看護師さんたちにかまわれてうれしそうであった。病院の夕食はすごくスパイシーなパドタイ風やきそば、サラダ(ドレッシングは低カロリーイタリアン)、オレンジ一個、アイス。それにさしいれのゲフィルトフィッシュ(ユダヤ料理)とうちのおかずのなすの煮物。心臓以外は健康なので健康食。母はほとんど残していたので、つれあいの旺盛な食欲が信じがたい。
サイボーグとSFと他人の夫婦
2010年08月23日(月)
虫さされに悩まされて睡眠不足のところにつれあいの心臓がとまる発作があり、ERにつれていってずっとつきそっていたので(てきとうにしゃべったり本読んだりしていたのに)くたくたのへろへろ。あしたペースメーカーを入れる手術をするということで、つれあいはいよいよサイボーグ仕様である。サイボーグ009の主役が若者たちなのは漫画だからであって、現実のサイボーグ話とは、ギルモア博士や天馬博士やお茶の水博士のような老人たちが、寿命とたたかう話なのである。ペースメーカーについての医者の説明は、マジでSF映画をみてるようであった。ERの入り口で、夫が妻を背負って必死の形相で走ってくるのに出会い、つい、妻を車いすに乗せるのを手伝ったりした。アジア人の30代後半くらいの夫婦であった。小さい娘を連れていた。夫は歯をキリキリと食いしばって荒波をのりこえようとしていて、妻は意識ももうろうとして苦しみに悶えていた。そのあと何度も夫と、ERや病室ですれ違った。無事を祈る。うちはS子が帰省中でほんとに助かった。つれあいも発作がすぎればけろりとしているので逼迫感はそんなにない。
久しぶりに植物
2010年08月22日(日)
近所のドラッグストアという、ふだん植物を買わないとこで、店先に、ツユクサ科のトラデスカンチャ2種とシソ科のプレクトランサスの寄せ植え吊り鉢をみつけ、たまらず購入。安かったので2鉢購入。トラデスカンチャもプレクトランサスも、雑草のようにたくましくて元気のいい緑色でいくらでもふえるので大好きなのだが、その3種の寄せ植えははじめて見た。つまりぜんぜん華がない(そこが好き)。園芸屋がよくこんなものをつくったものだ。おとといヘンリーズ(いきつけの食料品屋)の店先でプレクトランサスのいい鉢をみつけて、別に安くなかったけど、たまには新規に買うかと思って一鉢連れてかえったところだった。きのうから全身に虫さされ、ゆうべは寝られずにもんもんとした。こっちも久しぶりだ。
S子の帰還
2010年08月21日(土)
S子が週末帰ってきておる。それで犬も妹も大喜び。
Jフリーと瓢箪
2010年08月20日(金)
きょうJフリーが旅立つ。また一瞬日本に帰ってくるけど、荷物をとってまたすぐに出て行ってもう戻らない。一年間大活躍だった。どこにいてもJフリーはJフリー、縁は切れないけど、日本にいればまた格別に近く感じて、京都にいてくれることじたいが楽しかった。いってらっしゃい。そしてありがとう。 子どもの頃「清兵衛と瓢箪」を読んで、まるであたしみたいな話だと感動したものだ。あたしもまた、ものに凝りやすい子どもであった。熱中すると我を忘れた。それでよく父に叱られた、いや叱るというより、ものに凝らない、バランスのとれた生活をうながされたというのに近い。ところがそういう父もすごい凝り性でいつも何かに凝っていたのである。清兵衛が二人いたようなものだ。清兵衛も、他の清兵衛を見るとその凝り性が鼻について文句いうんだな、というのが子どもの頃の感想だ。
アーサー王と瓢箪
2010年08月19日(木)
つれあいを病院に検査しに連れて行ったがやたら時間がかかって2時間半。トメを合気道に連れていって迎えに行って1時間。犬の散歩が30分。これがこの頃みじかくてすむのが(老犬と雀犬は散歩がきらい。ボールで遊ぶのは好き)救いである。水やりに30分(毎日はやらない)。今の懸案は朝は6時半に起きたくないあたしがどうやって、トメを車で連れて行かずに学校に送り出すかである。きのうから読んでた、前に読みかけて頓挫した、「アーサー王伝説の起源」というのが、きょう病院で待ってる間に読み終えた。すごくおもしろかった。時代はだいぶ違うが、地域は「ヒストリエ」ともかぶっているのだ。「ひょうたん」について調べていたら「清兵衛と瓢箪」が読みたくなったが青空文庫に入っていなかった。で、なんで「ひょうたん」について調べていたかというと、忘れたのである。
ハレルヤ
2010年08月18日(水)
まぶたが一日中ぴくぴくしていた。きょうは憑かれたように「Hallelujah」を聞いて訳していたのである(正信偈を訳すのに疲れたのだ)。Leonard Cohenとk.d.langはもってるので、Jeff BucklyとRufus Wainwrightのをあらたに買い足して聞いていたけど、やっぱりさいしょは低すぎてかっこつけてうっとうしいと思ってたLeonard Cohenのがいちばん好きかも。あの低音に、You don't care for music, do you? って話しかけられてるみたいでぞくぞくする。それで後ろから抱えられるようにしてギターの弾き方を、4度で5度で、マイナーでさがってメジャーであがるって教わってるような気がしてさらにぞくぞくする。夜はみんなで「フォレストガンプ」。なかったノーラン映画のかわりに、トメに60〜70年代を教えようと思って借りてきたのである。
まだインセプション
2010年08月17日(火)
クリストファー・ノーラン祭りをしようとレンタルDVD屋にいったら、よその人々も祭りの最中らしく、「メメント」も「インソムニア」も「ブレスティージ」もなかったので(「ダークナイト」は何回もみたのである)借りてきた「The Men who stare at Goats」は、つれあいはくすくす笑って楽しんでいたが、あたしには「インセプション」よりずっとワケがわからなかった。
映画
2010年08月16日(月)
きのうはトメが、3歳のときからの友人たちとお泊まりだった。かれらを見ていると「トイ・ストーリー」の1から3への移行がそのまま現実なのである。それでつれあいと、ユダヤ料理屋でごはんたべて、映画みにいった。タイトルは……う。覚えてない。「ドラゴンタトゥーの女」というのの続編だった。スウェーデン映画おもしろい。次のも見たい。それで映画づいて今日は10時からの「インセプション」に3人で行った。いろんな人から見ろ見ろといわれていたやつだ(べーラー友だちのM浦さんが、クリスチャンベールが出ていないせいでいまいちだったといってたので、つい、このディカプリオがベールならばと何回も考えた)。笑えたしどきどきしたし感動した。渡辺謙の英語がラストサムライのときにくらべてものすごくうまくなっているので、それにも感動した。この映画の渡辺謙(出番がすごく多くて日系人としてはうれしい。ダークナイトは渡辺謙的にはつまらなかった)の英語、だれかに似ているなと思ったらわが盟友ヤスである。日本の実業家という役柄もそっくり、発音も話し方も顔の表現もそっくり、渡辺謙なのは夢の中だからであって現実にはヤス・Y元によって演じられているのだと考えたくなるほど似ているのであった。
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