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人の情けと乳酸菌と緑のおっぱい
2010年09月08日(水)
今度はM子さんに助けられていた。常用字解を何度もこぴーしてすきゃんしててんぷしてもらったのだ。ほんとにありがたい。きのうはKしさんも交えて、Zionで買ってきた最上級のカルビ(と、それをすすめてくれた買い物客が言っていた)を焼いて食べたが、レアで食べ過ぎたか(あたしはほとんど生なのが好き、といってもふだんはろくに肉を食べないのである)キムチを食べ過ぎたかで、きょうはずっとお腹の調子が悪かった。キムチに関しては、じっさいこないだZionにいってからというもの、間断なく朝に昼に夜に食べつづけていたのだ。それでお腹の中が乳酸菌発酵でぶくぶく泡立ってるような気がしていた(数年前の秋、Miranというイタリア最北端の小さい町に朗読に行ったとき、モストという発酵中のワインをぐびぐび飲んだ。ほとんどぶどうジュース味だったのでぐびぐび。腸内でどんどん発酵するのだ、と同行したT和田さんがいってた。あんな感じであった)。しかしもしかしたらこれはたんにしめきりのストレスだったかもしれない。しめきりのときはいつもこうなる。あるいは口内炎ができる。フラフープのやり過ぎでふとももの内側が痛い。もしかしたらこれもストレスだったのかも。「良いおっぱい悪いおっぱい完全版」がとどいた。
フラフープの夢
2010年09月07日(火)
フラフープをトメにおそわってるがなかなかできないという夢を見たので、起きてすぐトメにフラフープを持ってこさせ(洗濯機置き場の隅でほこりをかぶっておった)やってみたらやっぱりできなかったし、トメはできた。でも何回もやってるうちに少しだけできるようになったが、タケ相手のサッカーよりずっと早く息が上がった。こないだZionで買ってきた冷麺を作ろうとしたらぜんぶハングルで作り方が解らず、てきとうに作ってみたのだが、冷麺は冷麺でも思っていた冷麺とは違っていたのである。売り場でもぜんぶハングルだったからてきとうに選んできたのである。こんどは別のを買ってきてためしてみる。つれあいのお弟子さんのようなKしさん(日本人)が北海道からフィレンツェを経て来訪した。
新刊「おっぱい完全版」と白骨とキムチ
2010年09月06日(月)
かくの忘れてた、新刊が出ました(ここのHOMEにも管理人さんに頼んで出してもらいました)。「良いおっぱい悪いおっぱい完全版」中公文庫。前にも集英社文庫になってるが、今回は必死で書き直して書き足して、今の自分でもどうどうと「あたしの本です」といえるようになった。中公のM浦さんが企画し、ターミネーター計画なんてのを考え、ノセてくれたおかげである。とりかかる前は書き直しなんてできるのかと不安であったが、やりおえてみたら、やってよかったと素直に思える。ゆうべ、いや2日前? 「白骨」について考えていて、どうしても白川静からの引用がほしくて、手元にないのでいろいろと手段を考えたあげく(頼りになるO川さんは忌中なので遠慮して、Y坂さんは週末で連絡がつかなかった)、A上番頭さんにメールしたら、「字統」なら大学にあるというので、借りてきてもらってすきゃんして添付してもらって無事手元に。どんなに助かったかしれませぬ。「字統を持っている」だけではだめで(I牟礼さんちにあるのは知っている。J野教授のとこにあるのも知っている)かつ「ハイテク」な人でないと、こぴーしてすきゃんしててんぷして、まではできないのである。今うちのFAX機がこわれたままなので、すきゃんして以下が必要になるのであった。きょうはザイオンという韓国食品マーケット(ザイオンとは英語読みでシオンという意味。すごく宗教的な名前だ。日本食品屋はミツワとニジヤなのに)にいき、このごろはまっていたキムチをどっさり仕入れてきた。乳酸菌発酵の味に酔いしれておる。
人が生きて死ぬ
2010年09月05日(日)
きのう、O川さんのお義父上が93で亡くなったというメールが。暑さで入院されて心臓機能低下でということだった。こないだは水も飲めないので管で補給しておられたのだ。お義母上は施設にはいっておられる。お悔やみのメールを書きながら、人が死ぬということについていろいろと考えた。こないだO野さんから漫画送ってもらった(お、これは宣伝になるから実名出しちゃおう。長崎のペコロス岡野ゆういちさんだ。高齢者漫画、介護漫画を描いてるのだが、すごくいいのだ。数年前に長崎の図書館に万事OKにいったとき、会場に岡野さんの漫画が展示してあってすごく気に入った。それ以来のつきあいだ)。そのときもいろいろ考えた。その漫画についてY田さんとメールやりとりしたときにも考えた。Y坂さんがお寺にあるような巻物をいっぱい送ってくれた。それを読みながらまたつらつら考えている。ゆうべはみんなで「UP」を見て、またそのようなことを考えた。 以下は夢。ドイツ語圏の片田舎に友人がいて(そこここに書いてある標識がドイツ語)、小さい広場の前の家がお祖母さん(故人)の家でそこに住んでいるといって家の中に入って、別件であたしはS田H巳さん似の人が主治医で虫さされなどを診てもらっていて、ドラゴンの扱い方などを習って、それはそういう映画を見ていたのかもしれなくて、そこにあの友人もリンクして、人が死んだり、死ななかったりして、あの友人のお祖母さんの家の前から石畳の細道をずっと歩いていくと、商店街にみえない商店街があり、小さな橋をとおって、小さな停車場を過ぎて、バラ科落葉高木の白い花が満開になって風に吹かれていくところを通ったのだ。書いてるそばから現実的じゃなくなっていくが夢の中ではやたらに現実味をおびていた、何もかも。
お経と漫画と父の危機
2010年09月03日(金)
父が危機でいろいろと。気をもむしいろんな思いにさいなまれるしむかつくし悲しいし平常心ではいられないし。ヘルパーさんたち、とくに主任のS村さんにはほんとうに感謝している。「青春少年マガジン」を読み返していて、ふとネットで小林まことを検索しているうちになんと長谷川伸シリーズというのを描いているのを知った。さっそく注文した「関の弥太っぺ」。ここんとこなんとなくスラダン読み返していたし、現実的には、気楽になりたいときにはやっぱりお経じゃなくて漫画なのである。いいのかこんなことで。
老人虐待が「あっている」
2010年09月01日(水)
番頭さんから28日の橙大学「芥川」は大盛況かつ新しい人たちと何人も知り合ったという報告が。よかった。きのうは飛行機代がバカ高いのと諸般の事情で落ち込んでいたのとで、なんにもしないで、お風呂に浸かって頭あらって漫画読んで(スラムダンクを引っ張り出してきた、読む、なんていう行為ではなく、確認する、に近い)寝てしまった。父にも電話しなかった。父に電話してその対応があまりに演技的なんじゃないかと疑ってひどく落ち込むのはここのところの悪循環なので、それをS子にぐちったら、たまには電話しないといいんだよ、おじいちゃんもしゃべりたくないときもあるのかもしれないよといわれて、そのとーりと思って電話しなかった。世間では、老人の虐待や百数十歳の老人や、似たり寄ったりの事件がいろいろとあっている(熊本弁)。この「あっている」という言い方を使いはじめたのはほんの15年ほど前のはずなのに、使い慣れてしまうと、そのことばのなかったとき、どうやって、「ここではないそこで、継続的に行われている(催されている)」という意味をあらわしていたのかフシギに思う。
サッカーボール
2010年08月30日(月)
タケに新しいサッカーボールを買ってやった。安物だけど犬用じゃなくて人間用のちゃんと蹴れるボールである。いま使ってるサッカーボールは、もともと拾った古ボールの上に、タケが何度もかぶりがぶりと歯を立てたせいでへこへこのよれよれ、それを蹴りつづけたから、もうボールともいえない形になっておる。みんな、新しいボールがうれしくて、今日は三回もサッカーをした。大病のあとのタケは、まるで自分の番だとでもいうように鼻でちょんとボールをつつくようになっていて、ますますおもしろい。
漫画と香料とモンステラ
2010年08月29日(日)
先週の土曜日にBookOffで「ヒストリエ」の1巻と2巻が買えて(T浜さんにもらったのは日本においてきた)ほくほくしていたが、きょうまたBookOffにいったら未確認の岩明均作品が。「雪の峠剣の舞」という藤沢周平っぽいものであった。それからなんとっっ「テルマエ・ロマエ」も買えた。これで4冊めかも。それから「闇金ウシジマくん」と岩波文庫を何冊も。講談社学術文庫も何冊も。きょうは20l引きで、大豊漁であった。日本行きをそろそろ計画たてている。計画たてたくないのでぐずぐずしている。お香を買ってる夢をみて起きたが、トメが、思春期向けの甘ったるい香料入りの全身用クリームかなんかをふろあがりのからだに塗っていたのである。タイトルのモンステラは、きのう安くていい株を買ったということ。こうして家に長くいられればいくらでも家の中は緑になるのに。
ゴッドファーザーと橙大学
2010年08月28日(土)
療養中のつれあいの無聊を慰めようと思って「ゴッドファーザー」の2と3を借りてきたら(1はつい先日見たところ)彼は療養そっちのけで仕事しているので無聊じゃないらしい。しかし夜になるといっしょに映画をみたがるので、しかたがない、つきあって、昨日も今日も「ゴッドファーザー」三昧であった。2のハイマン・ロス役のリー・ストラスバーグが薄気味悪いのに驚いた。3は今回はじめて見たが、いわれてるほど悪くないじゃん。1から3へ、人がどんどん老いていくのがまるで現実のわれわれの生活のようだ。伯母がまた容態が良くないとイトコから連絡が入った。そういえば、きょうは熊本では橙大学の芥川龍之介編。盛会を祈ります。
虫さされと父
2010年08月27日(金)
虫さされで眠れないので、抗ヒスタミン剤を濫用しているが、そのせいで一日中ぼうっとしている。これもまたつらい。ここのところの生活苦で疲れてるのかもしれない。疲れていても不思議ではない。で、父に電話をすると、ここぞとばかりに愚痴をこぼし弱さをみせつけてくるのでどっと疲れる。しかしそういう父の言動もほかに吐き出しようのない境遇だというのはわかるので、せめられないし、逃げようもない。
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