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東京から青森
2011年02月14日(月)
日本近代文学館と数寄和の朗読、きてくださったみなさん、文学館のみなさん、数寄和のみなさん、ほんとにありがとうございました。駒場から西荻の移動で遅れそうになってあわてふためいた(M子さんありがとう)。つか一分きらいおくれたかも。スミマセンでした。でも楽しかった。 さて、今日は太宰の疎開の家で、金木高校と五所川原高校の生徒たちをあいてに近代詩朗読のワークショップ(主催は青森現代美術館)、生徒たち、最高だった。日本の高校生、自分を表現しないなんて思っていた自分がはずかしい。ゆあーんゆよん、竹竹竹、さむいね、冬眠、いちめんのなのはな、ぞうさん、生徒たちの表現力はほんとに凄かった。みんな六花ちゃんみたいにみえた。斜陽館。ストーブ列車。ホッキ貝。貝焼き(あたしは貝好き)。すごく楽しいんだけど、思ったほど雪がふってなくて寒くないのが残念だ。大家さんにもM子にもさんざん、青森で雪ぐつを買えと言われたが、そんな必要はまったくない。ホカロンも必要ない。
漫画とココアクリーム
2011年02月10日(木)
漫画仲間のT浜さん、漫画を取りに来てくれたのはいいが、前に貸したやつを大袋で2杯も返してくれたのでまた本が読めなくなってしまった。こういう心を乱すものがなんと多いか。父が「鶴屋」の駅弁祭りの駅弁を食べたがったので、お昼に買いに行ってきた。デパートの催事場はいっぱいの人出であった。あたしは、こういうところに行くのが大っきらいということを、父はわかっていないと思う。しかし立ち寄ったコンビニで、今、執着してあつめているランチパック、黒いココアクリームと白いココアクリームが買えた。なーんでこんなものを買ってるのかなあと思いながら、買うときの不思議さよ。そればっかり食べていられないので、冷凍庫に入れてある。
で、近況
2011年02月09日(水)
ごぶさたしてました。しめきりがおわらずに移動に突入し、熊本についたのはいいが、しめきりが終わらずに、すべてを、すべてを、うっちゃり出していた。ほんとにスミマセン。きのう終わって(ご存じ「一冊の本」…今回は「法華経如来寿量品」から)はっと気がついたら、告知しなきゃいけないこと、下準備しなきゃいけないこと、相談しなきゃいけないこと、山積みであおーくなっておるので、今はがぶり寄りの気分。←つまりお相撲のニュースはちゃんと追っかけておる。こないだの万事OK、パチンコ依存の人の相談だった。だからギャンブル依存についてちゃんと勉強してみた。つまり帚木蓬生さんの本などを読んでいた。そしたら、あたしの数独はまさにコレ。借金してないだけで、まったく同じであった(ジツはうすうす気づいていた)からすっぱりやめた。あぶないとこだった。そのかわりにおとな買いした「ヴィンランド・サーガ」と「テレプシコーラ第2部」と新刊の「僕はビートルズ」を読んでいたが、これも、こればっかり読んでてほかの本が読めないので、きのう漫画仲間のT浜さんに電話して「へへへへ、おとな買いしたやつがありますぜ」とちくって取りに来てもらうことにしたところだ。これで本が読める。twitterもうっちゃったままになっておった。これからまず告知をする。問題は、ネット依存から抜け出すために、熊本の家はネットにひじょうに行きにくくなってることだ。だからネットは行かずにすんでるが、メールもできなくてこまっている(でもネット依存から生還するほうが大切だから…)。用のある人は携帯に電話ください。スミマセン。
朗読やりまくります、のお知らせ5つ
2011年02月09日(水)
青森で。 2月15日火曜日14時〜15時 青森県近代文学館「午後のリサイタル」 【場所】青森県近代文学館(青森県立図書館2階) 【お代】無料 【くわしくは】http://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/event22.html#hiromi 【お問い合わせ】青森近代文学館017-739-2575 e-mail bgk@plib.pref.aomori.lg.jp
2月15日19時〜20時 青森美術館「朗読とおはなしのゆうべ」 【場所】Coffee Colors 青森ベイブリッジ店 【お代】500円(コーヒーつき) 【お問い合わせ】青森県立美術館「お出かけプロジェクト」 電話017-783-3000<お申込先・お問い合わせ先> e-mail 青森県立美術館「お出かけプロジェクト」係 bijutsukan@pref.aomori.lg.jp
東京で。
声のライブラリー 2月12日土曜日14時〜16時 第64回「声のライブラリー」 【場所】日本近代文学館ホール 目黒区駒場4-3-55 【お代】3000円 【出演】船曳健夫・兵藤裕巳・伊藤比呂美・樋口覚(司会) 【お問い合わせ】日本近代文学館(加藤)03-3468-4181
2月12日18時30分〜19時30分 天童大人企画「詩人の聲」 ……ひるまの「声のライブラリー」が持ち時間20分、本人的にはすっごくもの足りなくて欲求不満になるはずなので、むりやり天童さんにその夜「数寄和」に都合してもらったというわけです。 【場所】数寄和 杉並区西荻北3-42-17 ツインハイツ1F 【お代】予約2500円 当日2800円 【お問い合わせ】数寄和 03-3390-1155
福岡で。 2月19日16時 「第一回筥崎現代音楽祭」新訳般若心経を唱える 箱崎水族館喫茶室 ……これは藤枝守さんに誘われて。いいですよー、やりますよーとかいったまま、なんにもくわしく聞いてないので、よく知らない。くわしくは下記にお問い合わせを。藤枝さんはわたしの「新訳般若心経」に音をつけてくれてます。なんとそれが、植物からとった音をもとにつくっているという凄い企画。 【お問い合わせ】箱崎水族館喫茶室 092-986-4134
病児とハウルとゲルの解体
2011年02月02日(水)
きのうからトメが病気。この人はもともとがぐーたらなのでここをせんどと思いっきりぐーたらしておる。やっぱり病児の世話はしてやらなくちゃいけない上に、あたしは日本行きの準備で洗濯やら冷蔵庫や冷凍庫の片づけやら植物の世話やら、つまりゲルの解体であたふたしておるが、友人Nの苦境にくらべればたいしたことじゃない。片付けの最中に「ハウルの動く城」が出て来たので、ついトメと二人で見始めてしまった。意外なところでクリスちゃんに。トメさまさまである。でもトメは、ジブリはぜったい日本語にかぎる、と目黒のサンマの殿様のようなことをいって、冷酷にもとちゅうで声を日本語にしてしまったのである。キムタクの声にくらべたらクリスちゃんの声はすごく低い。こっちのアニメは女の声も低い(でもこれは倍賞千恵子だからもともとそんなに高くない)。法華経の如来寿量品の自我偈はだいたいできたけど、どうしてもわからないところがある。鳩摩羅什訳には、サンスクリットから訳とま反対のことをいってるところがある。どのサンスクリットから訳をみても、サンスクリットから英訳をみても、鳩摩羅什とちがうのである。鳩摩羅什、いちど会ってみたい人のひとりだ。あたしは鳩摩羅什についていくしかない。それにしてもNがどうしているか気にかかる。
天気予報よ。
2011年01月31日(月)
降っておる。疑ってすまなかった。
アレチライラックとAmazon
2011年01月30日(日)
ここんとこ雨はなく、天気予報でみると今週も来週もにくたらしいくらいの太陽がかがやいている。明日の午後ちょっと小雨かもというけど、降りゃしないのさ。へ。こういう、期待してがっかり、を何回くりかえしてきたか、この15年間。人間関係の「待つ」つらさとよく似ておる。あたしが雨を恋い焦がれてるのがいけないのだ。しかしよそに降っても別に嫉妬はしないぶんマシか。ひさしぶりに荒れ地にいったら、アレチライラックの白花が満開だった。ほんとうに満開、アレチライラックはいたるところにあるので、いたるところが白い花だらけだった。その上ジンチョウザクラも満開だ。これも白花である。こっちはよく匂う。アレチライラックは匂いが弱い。名前に負けておる。アレチアセビも満開にしな垂れておった。これは何カ所にしかない。木といえないほど低くて這いずるようである。きのう友人夫婦とごはんを食べたが、妻とあたしが会うと楽しいのに、夫たちが加わるとどうしてもこうもつまらないのか。日本の、夫婦といえども社交相手は別々のシステムはじつによくできておる。いっそ家庭内に男なんていないほうがと実はときどき思わないでもない。男をそだててみたかった。この経験がないので、家庭から男ぼくめつ運動に走りきれなかったのかも。AmazonからCDがとどいた。itunesで70年代にきいた古ーいのを買った。深夜、Billy Elliotのダンスシーンを眺めておった。ここんとこ毎日だ。
フェデラーとナダル
2011年01月29日(土)
テニス好きのつれあいが、全豪オープンにのめっておる。で、あたしなんて興味これっぽっちもないのに、フェデラーが負けたのナダルが負けたの、いちいち聞かされておる。父には、白鵬が負けたの琴奨菊が負けたの、聞かされて、もう少したてば坂本だ松本だ(あ、これはあたしがファン)と聞かされる。ま、世界がひろがっていいとも言える。2〜3日前からなんとなくいじいじしたモードにはまりこんでいる。抜け出せない。仕事が(とくに「一冊の本」のが)うまくいってない。何やってるかわかんなくなった。法華経にたいする熱も、どっちに向けていいのかわかんなくなった。身辺のこと、父のことや死のことは、今、なんだか書きたくない。「漢である」も身辺のことだけど、ぜんぜんちがうところを見ているので気楽に書き出してこねこねできる。やりかけの親鸞が宙ぶらりんで気になる。「日系人の現在」をもっとつきつめたい。ところが、これもまたどこへ行くのかわかってない。たぶん英語と日本語の間に落っこちてしまいたいのだと思う。やりたいけど、コワイからなかなか踏み切らずにいる。この感じ、ひきずるとやばいなと思いながらひきずっているのは数独で数字をみつめているせいだ。twitterでじっさいの読者と接触する。それがものすごく怖ろしいことであると、はじめて認識した。
パンと漫画
2011年01月27日(木)
トメがこないだからパンを作りたいと「歌に歌っていて」(母のよく使った言い回し)きょうついにイーストを買ってきてジュリア・チャイルドの「The way to Cook」を読みながら作り始めた。丸一日かかった。たねはよくふくらんだ。パンらしいにおいがただよった。焼き上がってみたら固かった。焼きたてのうちはまだ食べられたが、冷めたら石のようであった。しかしトメの動機を聞けば、「焼きたて!ジャぱん」という漫画を読んだせいである、と。まあ親子で同じような動機で生きてるものだと感動したのである。あたしもまた「とめはね」でお習字にはまり、「バガボンド」で木ぎれ持ってトメと剣豪ごっこをやり、「スラダン」でトメ相手に毎日バスケ、「バンビーノ」でイタリアン料理がつづき、「のだめ」に出てくる曲をいちいち買って聞かないと気が済まないのであった。
駐車違反と仕事
2011年01月26日(水)
相変わらず日没を見に海辺に通い詰めているが、今はトメが試験休みで、ひるまにも通っている。ところがきょうは駐車違反切符を切られて68ドル50セントもってかれた。それですっかり目が覚めて、がんばって仕事して、ひとつ、ふたつ、みっつ、終わらせた。しかも数独やりながら、だ。日没の美しさは目をむいて息を呑むほどで、ここに写真が載せられるものなら載せたいくらい。
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