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苦労話とグチと雑草
2008年03月25日(火)
友人Dリンドの苦労話を聞きつつ、ラホヤ(地名)の歯医者に連れて行き、帰り、夫と口論し、むかつき、水やりをし、雑草を取り、トメを叱り、犬を叱り、友人Gルが来たのでお茶しつつ、グチをこぼした。Dリンドが、友人のドイツ語の作家(名前は忘れた)が、数年前に70代前半でアルツハイマーを宣告され、先週の水曜日に安楽死を選択したという話をした。庭にクレオメを植えて、一か月ほど前にはいろんなものが出てきたが、どれが芽なのかわからなかったので、とりあえずぜんぶ保護しておいたら、どれもこれもオオアレチノギクの幼株にそっくりになってきた。カリフォルニアポピーは数個だけ花をつけ、フリージアは満開、カモミールはわさわさ繁っている。でもクレオメらしいものはない。雑草の間にイラクサがあり、このあいだつい抜いててのひらがひどく腫れて痛んだ。何日も痛みはつづいた。
ハプニング
2008年03月24日(月)
きのうはサンタアナだったようだ。日差しが強いの強くないの、でも湿度は低いから、粘膜や毛穴や、目や鼻の穴がひかひかに乾いて、息ができなくなっちゃったような感じで、熊本の夏場と比べたら、悪意のこもったイヤラシサ(熊本の夏が、悪意がこもってないとは、また言い難い。あれはあれで、悪意だらけの気もするけど、なんというか、あんまり蒸し暑くて、熊本の暑さほんにんがワケわかんなくなっちゃってる感じである。サンタアナは、サンタアナほんにんは、とっても冷静でひとの苦しみをただ見つめている‥‥)。 夕方からLAのリトルトーキョーのまん前にあるMuseumOfComtemporaryArtでアラン・カプローの大回顧展のオープニング。あたしが運転して行き帰り。帰りなんて飛ばしまくったので一時間半で着いた。行きはまだ明るくて、野山はいちめんのオキザリスとカリフォルニアポピーとマリーゴールドいちめんのオキザリスとカリフォルニアポピーとマリーゴールドいちめんのオキザリスとカリフォルニアポピーとマリーゴールド。帰りにリトルトーキョーの日本食屋でたいへんつまらないものを食べた。あんなもん食べるくらいなら菓子パンでもかじってた方がまだましじゃ。ハプニングというものはたいへん脆弱であると感じた。
仕事がんばる
2008年03月22日(土)
カリフォルニアの自宅の仕事用コンピュータは調子が悪くて、ここの書き込みがうまくできない。かなり古いのに無理矢理OSXを入れて使ってるせいもあるのかも。帰ってきてから時差ボケにもまれながら、だからこそ夜中や明け方のみんな寝ている時間に仕事ができて、井上雄彦対談の手入れをし(これはSwitchから出る)、漫画論をかき(熊日の「ごくまん」という漫画コラムと、井上対談本のための井上雄彦論)、「女の絶望(仮題)」(「宝石」に連載していた「よろづ指南いたしマス」)を直しまくっている。日本で、一か月、朝食用のオムレツと、冷凍餃子と冷凍うどん、小松菜の煮浸し(好物)を作るしか料理しなかった反動か、帰ってきてから、東京で食べたフレンチの「鶏の悪魔風赤ワインとラズベリーソース」の再現にはまった。二回作ったら家族に飽きられた。でもうまかった。バナナブレッドも作った。うまかった。「バンビーノ」で出てきたアスパラのリゾットは得意料理なので作りたいが、まだキカイがない。まず「Heaven? 」だ。それから「バンビーノ」って、なんのこっちゃ、食べ物の話か漫画の話か。一連のフレンチ、イタリアンがおわったら、「昨日何たべた?」的な食べ物にとりかかる。 東京の三宿のStar Poets Galleryでやった朗読、数年ぶり(かもっと)のいい出来だった。こういう朗読がいつもできるとたのしいけど、たいていダレて、飽きて、テキストとばし読みしちゃったりする(お客が日本語わからなかったりするととくに)からいけないのである‥‥。
人生の灯火
2008年03月21日(金)
H田から連絡がない。人生の灯火が消えたよう‥‥。
時差ぼけ
2008年03月20日(木)
いつものことですが。
カリフォルニアに帰った
2008年03月19日(水)
疲れ果てて妖怪の顔になっている。
東京
2008年03月15日(土)
東京で咳こんで死ぬかも。
あした出発
2008年03月14日(金)
ゆうべは夕方町に出て、市現代美術館で、M井さんの写真を見せてもらい、日比野克彦展をのぞき、楽器屋で鳴り物を買い、「バンビーノ」の6巻と7巻を買い、日航ホテルで東京からのA井さんと謀議し、M井さんと会い、そのあと好信楽で、A井さんM井さんB場さんK下さんA上さんK木さんT澤さんM脇さんS田さんT中さん、小さなテーブルをかこんで、謀議につぐ謀議。好信楽の新開発のレタスのおでんが、ばかにうまかった。ワインいっぱい飲んじゃった。 きょうは残りの洗濯と残りの郵便局と獣医に頼んでおいた薬を取りにいくことと荷造り、病院、掃除、その他である。 読みたかったのは7巻だった。圧巻である。野上しゃんの「うまそうだね」にいたるまでの楳図ふうの絵といままでの食べ物うんちく漫画になかった動き、アアアアという背景。 風邪で死ぬかも。
メモ
2008年03月13日(木)
忙しい。獣医。洗車(ふつうはしないが、さすがに黄砂がひどくてジャパレンさんに返せない)。銀行。郵便局。病院。黒猫。電話。風邪。‥‥うう、山村暮鳥の詩みたい。 きのう、母は、家に帰ってきてすぐ「おとうさん、しとりで寂しかったでしょ」といった。それにたいして父は「あんただって、一人で寂しかっただろ」といった。ふたりで向かい合って、言い合っていた。 父が母のことをいうのに、二回「おふくろが」といった。一瞬とまどって、それがあたしの母、彼の妻のことをいってるのだとわかった。あたしが「おかあさんが」というから、ひきずられてるのかも。しかし今まで一度たりともひきずられたことはないわけだし、この呼称は父の母、つまりあたしの祖母を呼ぶときにしか使われなかったものだし、たいへん気持ちが悪いのである。いってる本人は気づいてるかどうかわからない。 きのうからいきなり「バンビーノ」にはまりまくり。前から気になっていたのをやっとおとな買いする気になったら、イイのである。昔の、はじまった頃の「蒼天航路」や「日露戦争物語」のような力がある。絵は‥‥うまいのかうまくないのかわからない。パワフルだけど。よしながふみの絵が、へたそうでなかなかうまいのだということがわかってきた。
母帰る
2008年03月12日(水)
母が10時から3時までの外出。介護タクシー使って、車椅子(「リアル」に出てくるみたいんじゃなく、寝そべった形の、ストレッチャーにかぎりなく近いもの)で、下の世話はヘルパーさんが来てくれて。父はゆうべ楽しみのあまりよく寝られず、朝は8時ごろから「起きてるかい」とうちに電話してきた。母が帰ってまずタバコを一服。それから伯母に電話してしゃべった。ついで叔母1と電話。それから叔母2と電話。便通あってヘルパーさんたちが来て処理。マゴ2マゴ3と電話。おすしとコロッケとビールと紅ほっぺ(新種の極甘いちご)とはるか(新種の柑橘類)。濃い甘いコーヒーとチョコレート。ヘルパーさんの買ってきてくれたみたらし団子。このへんで父は疲れはてて寝てしまった。マゴ1から電話。3時に介護タクシーからお迎え。「あー楽しかった」といって帰った。
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