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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

ビートルズ

2008年07月19日(土)

リバプール。冷たい強風が吹き荒れていた。トメにつきあってビートルズ博物館、そしてPenny Laneにいったら、ちょうどマジカルミステリーツアーという黄色いサブマリン色のバスがとまって、人々がカメラもって降りてきた。トメはそのバスも撮っていた。

Powisのお城とWales

2008年07月18日(金)

4泊したSnowshillの宿を発って、Walesに、ヘレフォードといえば子どもの頃、動物図鑑で、牛の品種として覚えたところだが、そこ経由で、「黄金の谷」、それから「黒い山」、そしてWalesに入って、標識にウエールズ語と英語が並列してあるのを見ながら(これが見たかったのである)山越えをして、Powisのお城に。そしてWemという小さな町に。

職人とドリンコート城と鷹匠

2008年07月17日(木)

Chipping Campdenはおもしろい町だった。町全体が石造りで、職人のギルドとその美術館があった。八百屋さんでグースベリーを買った。それからトメが馬に乗りにいった。トメは、熊本で乗り慣れたアメリカ人なので(阿蘇はウエスタン乗馬がさかん)、英国式ははじめて、ポスティングにまごつき、おしりと股にあざができたといいながら降りてきた。それから鷹匠センターに鷹を見にいった。そこはものすごく広い敷地に植物がたくさんあって、樫の大木があって、マムシグサも生えていて、ゼラニウムもたくさんあって、そして鹿や鷹や梟がたくさんいた。鹿はその敷地に生息しているのであった。ドリンコート城もかくやと思われた。Harris Hawkという鷹を手にのせた。うちのぴーちゃんより重かった。餌は死んだひよこをちぎったのだった。昔、立花隆のインタビュー本で、鷹匠になった青年の話を読んだのを思い出した。黄昏の細道で、雄のキジを見た。

グロスターの聖堂とチェダー峡谷

2008年07月17日(木)

黄昏どき、田舎道を夕方ゆっくりB&Bにむかって走っていたら、partridge (と夫がいった)の群れが道路の上にいて、逃げていった。飛べないらしくていつまでも道路の上を走っていた。しかたがないので伴走してやった(むこうは逃げてるつもり)。そしたら向こうで大きな野ウサギが跳ねた。あとは、一日中運転していたわりにはつまらない一日であった。

ストーンヘンジ

2008年07月15日(火)

ストーンヘンジとAveburyの石と岩と空。ヒツジの群れと糞と草。

メルセデス・ペンツ

2008年07月14日(月)

レンタカー、フォードの安いやつを予約していたら、何かの手違いか、在庫切れか、とにかく用意されていたのはメルセデス・ベンツ。頼むからこれを借りてくれ(値段は同じ)といわれて、しょーがねえ、据え膳食わぬは女の恥、それで走り出したら、おもしろいのなんの。うちのMINIよりずっと重たくて、前うちにあったぼろぼろのボルボより素早くて、これが少佐のご愛用車かと思うと、「彼」と呼びたくなる車である。これで穏やかなイギリスの田舎を疾駆するのはなんとなくもったいなく、これよりもっと広いスピードを出しまくれるところを走りたいものだと(たとえばカリフォルニアとか)思ったのであった。しかし車を運転してるだけでなく、観光もしてます。田園風景はもう目が覚めるほどきれい。エールはうまいし。フクシャとゼラニウムとベゴニアがどこの家にも咲いてるし。
ロンドンの最後の一日は親戚訪問で、つれあいの弟(うり二つ)とその息子夫婦と娘夫婦と娘夫婦の娘たちとおひるを食べたが、イギリス英語の会話がちっともわからなかったので、息子の妻である日本人のR子さんと漫画の話に終始したのである。地獄で仏の思いであった。その夫のNサンは、MontyPythonを地で生きてるような人で、しゃべっていると、世の中で何がほんとで何がうそかぜんぜん信じられなくなってくるのであった。いっちゃ悪いがアメリカ人って、「おなら」と「げっぷ」でしか笑わないので(あたしがいったんじゃないもん。アメリカ人として生きている娘がいってるんだもん)そのMontyPythonぶりが、ほんとうに可笑しくて奇妙でそして目が覚めるほど新鮮であった。

池澤さん講演会大成功‥‥のようだ

2008年07月12日(土)

文学隊のみんなから、ぞくぞくと池澤さん講演会の報告がくる。

Natual History Museum(ここには日本オオカミの毛皮が収蔵されている、一般公開はしてないけど)それから大英博物館で夫の案内でアフリカ。きのうはNサンの案内で大英博物館のエジプトとギリシャとメソポタミアだった。博物館ばっかりいってるように見えるが、じつは一日の大半をレストランで過ごしている。きょうはスーパーにいく程度のかっこで外を歩きまわっていたが、きのうのオペラ、これで行くよりは、あそこまで汚いかっこしていた方が、まだ「旅行者」丸出しでよかったかも。しかし一生の不覚であった。おばさんなのである。そういうことがすごく気になる。

ロイヤルオペラ

2008年07月10日(木)

たまたまロイヤルオペラの当日券売り場にいったら、フィガロの結婚が買えた。三階席二枚と特等席一枚。これはラッキーだからぜったい買わなきゃと、ロンドンを連れてまわってくれたNサンにいわれて、地下鉄のポスターで見ていて、みたいけど無理だろう(シェークスピアはネットで探してみたが、Globeも、Stratford-apon-Avonも、どっちも、どの日も、とれなかったのである)とはなっからあきらめていたので、ラッキー、と思いつつも、ちょっとびびり、「だってあたしはこんなふだんぎ以下の格好をしているし」といったら、「へーきへーき、ドレスアップした人もいるけど、そういう格好の人もいるんだから」とNサンも、チケット売り場の人もいうので、その気になったのである。フィガロならぜんぶ覚えてるしー。と・こ・ろが、その席はちょー特等で、まわりはドレスアップして、香水つけたおばさんやおばあさんやおじさんやおじいさんばかりなのであった。こんなとこに、3階席ならまだしも、こんなとこに、こんな、うんこ袋持ってないだけの犬の散歩なみのかっこで来るなんて、一生の不覚であった。でも楽しかった。寝るだろうと思っていたトメが「おもしろかったーー」と途中休憩で降りてきて(サラ子はもちろん寝てなかった)、最後まで楽しく見切ったのである。朝はロンドンアイ、午後はNサンに連れられて大英博物館、それからコヴェントガーデンで子どもらが買い物(あたしは買い物だいきらい)、それからロイヤルオペラ。バジル氏の生活みたい。ってバジル氏がロンドンアイにのるわけないっつーの。オペラがはねたら、入り口のところで夫が待っていたが、はっとするくらい小汚かった、いつもどおりであるが。彼はこの小汚い格好で、どっかで講演していたのである。近所の小さなフレンチで遅いごはんして帰った。ロワンディシー‥‥よりもっとずっとカジュアルなところ、しかし食べおわったら12時であった。ヨーロッパはベルリンもそうだったが夜が遅い。いくらでも店があいている。カリフォルニアは、8時というともう遅い客になり、9時には店が閉まりはじめる。

2008年07月09日(水)

ロンドンは雨である。

ロンドン

2008年07月08日(火)

夫のショウのオープニングだった。

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