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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

香港

2009年07月18日(土)

香港の大学に一ヶ月滞在してinternational writer's programというの、やらないかと何人かから誘われたが、もちろん無理である。カリフォルニアと熊本の行ったり来たりならできるけど、それ以外は。どうせいっちゅーねん、父も干上がる、家族も干上がる。しかし仲介のY田さんが、これは日本の女の詩人指名なので、ぜひともこの枠を確保したいので他にだれか知らないかときかれ、いろいろ模索して、メールとか各方面にうちはじめた矢先に、もう男の詩人にきまったということで、もんのすごく、もんのすごーーーく、がっかりしている。むかし、M郎さんがミシガン行った後、あたしも行きたい行きたい行きたいと騒いで、アイオワにもそういうのがあるので、行きたい行きたい行きたいと騒いでみたが、行かれなかった。なぜかわからない。いつも遠い熊本に住んでいて、人脈もなく(それなりにあったはずだ)、主婦で子持ちで大学で教えてもないし男でもないし翻訳もないし(ちょっとずつあったけど)行かれなかったのかなあと思うと(ひがんでみた)、すごく口惜しい。英語も、ぜんぜんできなかったけど、そのために英会話学校にさんざんかよってできるようになったってのに。それで、とうとう待ちきれなくなって、自分で行ってやらあっと出かけていって(故K関先生に紹介していただいて)帰れなくなっちゃった。しかもそういうプログラムじゃなくて個人でいったから、立場があいまいで、人と思うようにつながれなかった。だからぜひこの「日本の女の詩人枠」を後輩(つーか若い人たちに)につなげたいっっっ‥‥と思ったのである。数年前にもどこだかの大学のプログラムで同じようなことがあった。そのときもあたしは行かれず、人を探してくれといわれて、さんざん探した。たしかあのときは「女の詩人」じゃなくて「女の作家」か「男の作家」が行ったんじゃなかったっけ。それも、なんかとてもくやしい。

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