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       ネットの掲示板 
        2004年06月04日(金) 
          4月のイラク人質事件はネットの掲示板の投稿が現実の政策に影響を及ぼした事件でした。また長崎で起きた小学生による同級生の殺害事件でもネットが絡んでいるようです。
   パソコンを使用し、ホームページを作ったりネットの掲示板を利用したりする人の絶対数が増えてきました。それが現実に対して影響を及ぼすほどの数になってきたことをこられの事件は物語っているのでしょう。
   ネットの掲示板を見ていると「言葉が言葉を生む」という現象を知らな過ぎるなという投書をよく見かけます。よく「夜書いた手紙は朝になってから読み直して投函しろ」と言います。書き言葉というものは書きなれないうちは、喋るようには書けないのですが、ある程度、書きなれてくると、今度は喋るよりもずっと楽にいろいろなことが書けてしまいます。この「書けてしまう」というところが恐ろしいところです。
   言葉が言葉を生み、ついつい「言いすぎ」ならぬ「書きすぎ」ということ起こります。「書きすき」がさらにすすむと今度は自分では思ってもみないようなことが「書けてしまう」ということもあります。だから「夜書いた手紙は朝になってから読み直して投函しろ」と言われたのですが、ネットの投書ではそういう知恵がまだ働いていないようです。それに手紙と違って不特定多数の人を相手にした文章の配慮というのは特定の人を対象とした文章よりも、より複雑になってくるということも、ネットの投書を見るとあまり理解されていないようです。 
        
      
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