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       馬14 
        2012年02月04日(土) 
         これ、書かなかったのは忙しかったのもあるけど、寒かったのもあるけど、馬にウマく乗れてなかった日々がつづいたからだ。ロカビリーにはウマく乗れてたのにエンジェルに代わったとたん、叱られまくり。先生にというよりは(それもあるが)エンジェルに。人間にしたら80くらいのおじいさんで、経験豊かで気が短くて偏屈(うちのつれあいそっくり)。で、あたしの何かが気に入らず、とまったり、首をふったり、後足でけりを入れたり、天をあおいでため息をついたり(これはつれあいであった)するのである。先生には、この馬がこんなことするのは伊藤さんだけですよ、と言われちゃうし、そういえば夏にトメがのってたのはいつもこの馬だったし、トメはエンジェルむかつくーと言いながらも乗っていたわけで、トメに乗れてあたしに乗れないなんてそんなばかな、ということは、やっぱりあたしが悪いことはまちがいがない。先生に指摘されたのは「馬の肩にのってる」「膝から下がよけいな動きをしている」等々。寒い日で、小雪の舞いかかるなかで乗ってたから、馬も雪で興奮してるのかと思ったが、つぎの日は何のぞむなくねがふなく、小雪なんか舞ってないのにさらに馬は機嫌がわるく、よごれちまつた悲しみにどうしていいかわからず、しかしそれでも少しずつ習得していくのだ。おとといはダメだったが、きのうは後半、これでいいのかもという速歩ができた。きょうは馬に叱られながらも、座骨を定位置におき、何があっても前に傾かず、両ももを鞍にぴったりと押しつけて、膝から下はないものと思えという言葉を信じて、速歩につぐ速歩、馬が遅くなったり蹴りだしたりしても、動揺せず、ただ速歩を同じペースでつづけることを主眼に、コマンドをつよく出す、まっすぐ座骨ですわりつづける、ができた。で、ちょっとでもおしりが跳ねたなと思うと、ももに集中して締めると、跳ねるのがおさまるのであった。何週間も何ヶ月も前に先生に言われたのに、カラダがぜんぜん理解してなかったことである。 
        
      
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