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まだ
2008年06月14日(土)
ロプノールはまださまよっている。その上熊本に、カリフォルニアの免許証とこっちで使っているクレジットカードいりのカードいれを忘れてきた、かもしれず、なかなかそれが判明せず、ううう、ここんところこういうポカはしなかったのに(前はちょくちょくやっていた)。口惜しいことである。とりあえず、カードを止めた。 今日、ひとりで荒れ地に犬の散歩にいったら、もうほとんどが干上がっていた。晩春に咲くピンクの花が少しだけ、ドライフラワーみたいに残っていた。ニコのリードを離したすきに、どこかのワイマラナーが通りかかった。飼い主はいたが、あっちもリードなしで歩いていたのだ。たちまちニコは脱兎の如く(大きさもふんいきも、そんな感じ)襲いかかっていったが、もちろんニコは小さいので何事もなかった。ニコはいつもタケやタケの親族と遊んでいるから、自分をシェパードだと思いこんでいるフシがある。大きなまちがいだというのに。それはそうと、トメの夏休みがはじまりやがった。友人たちと海に行って(天気わるかった)ふるえながら帰ってきた。
時差ボケ=ロプノール説
2008年06月13日(金)
時差ボケはまるで、ロプノールといったか、移動する湖みたいだなあ、と眠りながら考えていた。つまり帰り着いた日は、昼間ちょっと寝て、夜まで起きてて11時すぎに寝たが、深夜起きちゃって、朝まで起きてて、それから夕方まで眠った。それから夜ずっと起きていて朝眠ったが、お昼すぎに目がさめて、ぼーっと起きてて、宵の口に寝たが、深夜1時すぎに起き出してきて、今5時だ。眠るという行為が、あっちいったりこっちいったりしてるのだな。ロプノールになっちゃったので、お習字、ぜんぜんしてない。犬の散歩もしてない。植物の世話だけは少しずつしている。ベゴニアもシダもクロトンも、カラカラに乾いていて、あぶないとこであった。あたしのいない間に冷蔵庫にたまっていた野菜という野菜をぶちこんで、圧力鍋で煮て、スープを作った。しなびたきゅうりやひからびたとうもろこしや黒くなったカリフラワー。冷蔵庫の野菜置き場が、林の中さ来たよにさっぱりとした。
朗読の思い出を語る
2008年06月12日(木)
ひさしぶりに見たトメがかわいいなーと思ったのは一瞬で、髪を自分でみじかく切って髪の毛がくるくるの巻き毛になっていたからだ。よくよくしゃべってみたらば、むかつく思春期であった。持って帰ったラップトップのコンピュータでネットをやることにし、仕事用のデスクトップでは仕事とメールに限定、ということでやってるけど、まあまあうまく行くかも。日本にいた間は、ネットは地下にいかないとできなかったし、ほとんど仕事してなかったから、ネット依存で仕事ができないという問題も深刻にはならなかった。今は、ちょっとネットやりに来ている。 三宿のStar Poets Galleryでは、またまたたいへんいい経験をした。 ちょっと前に、I畑さんに安彦良和の「ナムジ」をすすめられ、全巻読破した。全編とてもおもしろかったが、スセリビメのところがすこーし未消化であった、というか、あそこをあたしの思うままに描いたら、それはあの漫画じゃなくなっちゃうなと思ったのであった。それで、スセリビメの歌が読みたくなって(声に出して、の意。以前にもやったことがある)あたしならこう読むなあってとこから朗読をはじめたら、なんなく「コヨーテ・ソング」読破に至ることができた。こんなにぶっつづけで読んだのははじめてである。このごろ、近刊「女の絶望」を書いてて、更年期のセクシュアリティーについてあけすけなことをいっぱい考えていたので、つい、読む詩も、そういうことになったのであった。つまり環境がそうさせたのであって、あたしはいつもセックスのことばっかり考えているわけじゃありません。しかし後顧の憂いなく、あけすけに思いっきり読めた。35のときにこういうものがこういうふうに読めればよかったんだが、おそらく、あの頃はこういうものはこういうふうには読めなかったろう。今は52で、更年期で、おばさんで、世間的にはもうエロティックじゃなくなる年なんだけどなあと思いながら、まあいいやあたしはあたしだと思って、「コヨーテ・ソング」の詩はぜんぶ読んだ(電車や飛行機の中で漫画を読むときも、世間的にはおばさんはあんまりこういうものを読まないんだろうなーと思いながら、まあいいやあたしはあたしだ、と思って読みふけるのであった)。カモ娘のエロ話も読んだ。「あ、あ、入れて」とかはさすがに飛ばした。 この企画は、物凄い。1時間、自分の詩を思いっきり読みまくれて、客の退屈をぜんぜん気にしないでいいということは、物凄い。
カリフォルニア
2008年06月11日(水)
ぼろぼろ。でも時差ボケでねむれない‥‥。 東京では根津のM子んちに泊まっていたので、父が秋葉原事件を心配して何度も携帯に電話してきた。うちの植物たちがだまりこくっている。すねてるのかも。犬たちはうれしそうに後をついてくる。 飛行機の中で、ラッキーなことに、行きに見てたいへん気に入った「ジャンパー」をまた見られた。今回は英語と日本語とで二回も見ちゃったから、もうたいへんに詳しい。そしたら、なんと、トメも前に友人たちと見にいったそうだ。「どっちが好き?」と思わずきくと、「グリフィン」と。これはジェイミー・ベルの役名であります。うう、成長したぞ、トメ。男の趣味も同じになったとは。
東京
2008年06月08日(日)
井上雄彦展、上野の森美術館。 すばらしかった。見るべし。
のみすぎた
2008年06月06日(金)
まずオレンジで、Denkikanの人々と。いやここでは飲んだのはコーヒー。それから好信楽でビールとワイン。K野さん。T中さん。T本さんと。それからうちに行ってM脇さんがくわわってまたワイン。 今朝は買い物にいき、病院にいき、銀行にいき、郵便局にいき(事故ってつかまったら、深酒によるアルコール検出されるとこであった)、銀行はジツは昨日行ったのだがハンコというものを忘れて出直したのである。それからつい桑の幼木を衝動買いして庭に植え込んだ。もう黒い実がいくつかついてたのである。「栽培は容易です」とかいてあったのである。昔、「山桑」という短編を書いたことがあったのである。で、つい。マールベリブッシュがなんたらでーという歌も思い出したのである。
もうすぐ帰るので忙しい
2008年06月05日(木)
きのう見たのは「ゆれる」。かあっこよかったーーーー香川照之。それから、こないだ借りた「太陽」すごくおもしろく見てたんだが、アメリカ人たちの英語をきいてなんか鼻白んでしまって見終えてない。イッセー尾形の英語はとてもよかった。しかしうちの夫などにあれを見せたら、天皇のくせなんて知らないだろうから、どう見るのか、この映画。今回の日本は、映画はみたけど、漫画にあまり収穫がなかったような‥‥「デトロイト・メタルシティ」と「とめはねっ」だけだ。いや、お習字さんざんやったからヨシとしよう。ってお習字は漫画じゃないっつーの(とめはね的には漫画だと感じている‥‥)。 しかし、今回は、文学隊がいっぱい前進した。
パーマとオレンジ
2008年06月04日(水)
パーマかけたもん。いきつけの店はパーマや「ていこ」という店で、もう20年間通っている。そこの美容師さんは同年配の男で、ビッグコミックとオリジナルの購読者である。だからそこに行くといつも漫画を読む。こないだ行ったときは、若いおにいさんたちに「彼岸島」をすすめられて早速買って読んだらまったく趣味ではなかった。しかし今日は、東京で修業して帰ってきたという息子さんが、「花の慶次」という漫画を貸してくれた。好みではなかったが、おもしろかった。原作は隆慶一郎である。いや、漫画読んできただけではなくパーマもかけてきた。帰りに「オレンジ」によって文学隊についてさんざん謀議。ということで、文学隊の本部はとりあえず「オレンジ」におかせてもらうことになった。オレンジで新しい猫をかいはじめた。黒い子猫が、立ち話していると足によじのぼってきてたまらない快感であった。
疲れた友人と風信帖
2008年06月03日(火)
疲れた友人のことを考えている。何もかも放り出して逃げ出したほうがいいのにと思っている。文学隊と友の会の話し合いのあと、友人の家にまわったが、寝ていたらしくて会えなかった。隙があると、J野さんにすすめられた空海の風信帖の臨書をしている。テーブルの上にはお習字道具がひろげっぱなし。
一日じゅう雨
2008年06月02日(月)
しかしまだ梅雨入りはしてないらしい。梅雨入りのその現場に居合わせることができるかと思うとわくわくする。ハイレハイレハイレハイレとかけ声をかけたいくらい。
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