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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

ぼろぼろでカリフォルニア

2008年09月12日(金)

ぼろぼろにもほどがあろう。というくらい。ゆうべ10時に寝て、きょうは午後4時まで寝切った。つれあいが、生きてるかと二度ほど見に来たが、生きていたのであった。おととい(かなんか、もう忘れた)歌舞伎座の前に取りに行ったS匠の新刊「遊ぶ日本」という本はすごかったのである。飛行機の中でずっ読んでいた。マジでS匠の首にメモリスティックをびっとはめて脳内を読み取り、あたしの首筋にびっとはめて、情報をうつし取りたい。S匠、させてくれるだろうけど、それだけの技術がまだない。くやしいことである。あと、寂聴訳の源氏も読んだ。たいへんおもしろかった。読書の秋っていうやつかも。帰ってきたら、タケはニコは元気だったが、キフゲットウとレザーファーンが息も絶え絶えであった。さっそく水につけた。

あした帰る

2008年09月07日(日)

例によってあたふたしている。朝、Dから電話。今東京に来ている。ほんとは今日東京にいってDとごはんを、と思ったが、父がかわいそうでできなかった。かわりにNちゃんがDとごはんしてくれる(Dは仕事で来ているので、呼んだ会社も世話をしている)。ありがたい。昼間どこへいったらいいかときくのでスガモと答えておいた。夕方、NはDと落ち合って、デパ地下とかに連れて行く模様。で、あたしはあたふたあたふたあたふた。

フイリのクワズイモ

2008年09月06日(土)

フイリのクワズイモをもらった。うれしい。。。。。ほしかったやつだ。すごくかわいい。クワズイモはカリフォルニアでは売ってないので、前からほしかった(葉っぱ的にはど真ん中)上に、これはフイリである。すごくかわいい。葉っぱは三枚。きのうから具合が悪いのでぐーたらしている。やっぱ年だな。無理はできない。岡田准一が蒼井優と熱愛って。いいなあ。ラブラブとか熱愛とかできる若いもんは。いいなあ。フイリのクワズイモになっちゃいたいなあ。

父の世話

2008年09月04日(木)

今まで文学隊と本業でくそ忙しく父をほっぽらかしてあったので、ようやく父の世話。といっても話し相手になり映画をみせておいしいものを食べさすという、対子ども戦略が通じるから気が楽だ。というわけで、きょうは父がみたがっていた「蒼き狼、血わき肉おどるところ」かなんか(タイトルいいかげん)借りてきたけど、ひどいのなんの。井上靖のアレとはぜんぜんちがう、元朝秘史ともぜんぜんちがう、もちろん浅野のMONGOLともぜんぜん、こないだ父と見た椿三十郎のリメイクは、ストーリーと脚本が同じの上、松山ケンイチは加山雄三よりカワイかったので多少は見られたが、これはまったくどうにもハシにも棒にもかからなかったのであった。あたしはだいたい外国人が日本語しゃべる、日本人が外国語しゃべる映画がとても好きなのだが、せっかくのモンゴル話なのに、そのわくわくもどきどきもなかったのである。風景までつくりものっぽく見えた。
ニュースで大麻疑惑のおすもうさんたちが日本語しゃべっていた。その流暢なとこに感動した。

祭りのあと

2008年09月02日(火)

ぼろぼろである。信長KingofZipanguを見ながら寝てしまった。桶狭間なのになんたる醜態、残念であった。連詩も終わったので、デトロイトメタルシティと20世紀少年を見にいきたいが時間がないっ。でもSP借りてきた。

連詩がおわった

2008年09月01日(月)

みんなありがとう。(隊員に)

連詩‥‥なづけて「熊連」

2008年08月29日(金)

壮絶である。

いよいよ連詩

2008年08月28日(木)

T川さんとY元ミュンヘン支局長が来熊して、橙書店の二階でおこもりして連詩する。きのう宗匠のT川さんに、受け手としての熊本からはじめようといわれ、がっちょーんとなり、書きはじめたはいいが、そうそう短い詩が書けるもんではない。苦悶している。長考はだめだそうだ。はじめる前からもうじゅうぶん長考している。

涼しい

2008年08月27日(水)

きのうは夕方とつぜんA上番頭から、ハーン旧居でハーンの会があるとさそわれて、行ってみた。おもしろかった。「ナシテ・モーネン」という詩を東京で読んできたばかりだった。というかここのところ朗読するというと、「ナシテ・モーネン」で、それは小泉セツさんから声をお借りしていたのだった。そのあと番頭さんと謀議しつつ愚痴をきいてもらった。
ゆうべ、はじめて除湿をかけずに眠れた。季節が変わる瞬間に居合わせるというのはとてもスリリング。(人が恋に落ちる瞬間なんぞどーでもいいんじゃい)
前橋で目の当たりに見たのも、そういうことであった、季節の変化と同じものであったかとメールかきながらつらつら考えた。人にメールかいたり人としゃべったつ愚痴をきいてもらった。
ゆうべ、はじめて除湿をかけずに眠れた。季節が変わる瞬間に居合わせるというのはとてもスリリング。(人が恋に落ちる瞬間なんぞどーでもいいんじゃい)
前橋で目の当たりに見たのも、そういうことであった、季節の変化と同じものであったかとメールかきながらつらつら考えた。人にメールかいたり人としゃべったりしてると、考えがふとつながる。
つまり前橋でやったワークショップで見たのは、低学年のシャイな天真爛漫さ、3〜5年男子の子犬じみた快活さなつっこさ、4、5年女子のやや懐疑的になりつつあるが前向きなひたむきさ、6年女子の没個性を念じてるみたいな後ろ向きさ(それこそが思春期)、そして6年男子のおとなびたりりしさ、そういう変化が子どもに、それぞれ個性は個性として、でもそれより強力に、「季節の変わり目」みたいにあらわれてきたのを見たのだった。そういう子たちが詩を読み、詩をかいた(自作詩ではなく、筆で書写した)。

暑い

2008年08月26日(火)

ジャパレンのおにいさんが昨日空港で「涼しくなりましたよ、なんか夏を満喫しきれなかった」と行く夏を惜しんでいたが、暑いではないか。東京に発つ前日、つまり21日、つるやに買い物にいって、上の方に紛れこんだら、各地の名工展みたいのがやっていて、広島の筆やさんがいて、筆をかっちった。そしたら名前入りにしてくれた。「比呂美用筆」と。その筆おろしする。
きのういってた本は岩波の黄色い文庫「訳注聯珠詩格」柏木如亭だ。ちょうどゲラを返したこんどのトリッパーの新連載は、まさしくこの如亭さんと心を一にするようなものなのであった。世間はひろいよで狭い。
前橋の展覧会についてもかきたいが、また書く。忙しい。これから銀行に行く。金策に奔走している。

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