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       植物 
        2010年02月22日(月) 
         「おくりびと」がもどってきたので懸案の植物のところを見直した。山崎努が、食べかけの白子をさして「これだって、ご遺体だよ」といい、「生き物が生き物を食って生きてる。こいつらは別だけど」といって周囲の植物をさすのである。その植物にたいする視線が、あまりにあたたかすぎた。植物を世話していると、死んだり生きたりする。そだてたりもする。それから殺す。殺すのは日常茶飯事だ。植物のほうも、あたしらみたいに歯をつかって他者を食ったりはしないが、おしやる。のさばる。おおいつくす。実際に、口をあけて食うのもある。(なぜかわからないが)攻撃してくるのもいる。けっして平和なだけの生きざまじゃない。それがこの映画の生き死ににたいする唯一の違和感だ。 
        
      
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