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       利己的な遺伝子 
        2010年02月09日(火) 
         つれあいがむかついている。あたしもむかついているがこんなにはひきずらない。こうやって何日も、怒りをひきずり、声や表情でそれをつねに忘れず表現し、まるで全身が、ひきずる怒りで、腐った饅頭みたいになっておる。こういう人間ってほんとにわかんない。あたしは忘れるのだ。というより保持しておけないといったほうが正しい。てのひらからぼろぼろこぼれていってしまうのである。激しいことばを投げつけて3分後にはけろりとしておる。そして人が怒ったり悲しんだりしておれば、あたしがわるかったのかなと反省しちゃったりもする。容易にする。こないだ「利己的な遺伝子」を読んでいたら、どっちかが遺伝子的に有利だとかいてあった。どっちが有利なのか忘れた。いや、つれあいとあたしの関係じゃなくて、もっといっぱんてきなことだったが。え? けんかの原因? つまんないことですよ。でもあたしはわるくない。あっちの性格がわるい。断言できる。しかしそれでも反省はできる。そういう性格であることを知っているのに、彼のその性格による発言におもわずむかついて、いいかえしたあたしの未熟さによる。つまりこれは仏教でいうところの貪瞋癡(とんじんち、と読む)。貪(もっとほしいとむさぼる心)瞋(思いのままにならぬをいかる心)癡(しろうとしないおろかな心)のうちの、瞋と癡だ。ああーーーーーーっっえらそうなことはいっておれない。今、書きながら思い出したのだが、このごろ不満に思うことをすぐ口に出す、ないしはメールに出す癖がついてしまっておる。10年前ならいわないで我慢していたようなことをはっきり伝えてしまうのである。言わずにうじうじして後悔するよりも言っちゃってだめでもいいじゃないかと思って、つい口に出す(書く)が、よく考えれば、これは瞋だ。反省せねば。 
        
      
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