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       旅とKanoko Killing 
        2009年11月08日(日) 
         ニューHavenというところは、Yale大学の門前町みたいなところで、町そのものも大学そのものもOxfordによく似ていた。こないだ行ったばかりだったからよく覚えていたのである。しかしこうして東海岸の町々をみると、カリフォルニアという、あたしの住んでるところが、じつに人工的で薄っぺらい文化のとこに思えてくる。むかし読んだ「0マン」という手塚治虫の漫画(今しらべたら、1959〜1960に描かれた。読んだのは1965年、10歳くらいの頃だ。よく覚えているものである)に、大きなブルドーザーみたいな機械がダーッと道をつくっていって、ぽこんぽこんと同じ形の家を置いていって、はい町ができあがりというシーンがあったが、ああいう感じである。途中アトランタを経由してコネチカットのHartfordという空港にいったが、アトランタ(ここはDeltaの中心空港なので、前にもいったことがある)の上空からみてると、そういう0マン式町もあり、森もあり、森は色づき、森のなかに長いドライブウエイをとおってたどりつく大きな家もあり、見ていて飽きなかった。帰りはNewarkを経由して6時間強かかる大陸横断飛行であって、こっちはど真ん中の席になって外がみられなかったのでつまらなかった。出かける前はすごくぶつぶついってたが、出かけてしまうと、旅の空というのはキライではない。空港でつまらないものを食べたりするのも、空港でやたらと時間を潰すのも、ipodとBoseで持参の音楽きくのも、それから知らない寒い通りをはじめて会う人といっしょに歩くのも、キライではない。大学で朗読するのも、もちろんキライではない。 Jフリーの尽力してくれた翻訳詩集の見本を見た。乳がん撲滅のためのピンクよりすこし濃いピンクで、でっかく「Kanoko Killing」と大書してあった。Jフリー、ありがとうございました。 
        
      
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