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       メルセデス・ペンツ 
        2008年07月14日(月) 
         レンタカー、フォードの安いやつを予約していたら、何かの手違いか、在庫切れか、とにかく用意されていたのはメルセデス・ベンツ。頼むからこれを借りてくれ(値段は同じ)といわれて、しょーがねえ、据え膳食わぬは女の恥、それで走り出したら、おもしろいのなんの。うちのMINIよりずっと重たくて、前うちにあったぼろぼろのボルボより素早くて、これが少佐のご愛用車かと思うと、「彼」と呼びたくなる車である。これで穏やかなイギリスの田舎を疾駆するのはなんとなくもったいなく、これよりもっと広いスピードを出しまくれるところを走りたいものだと(たとえばカリフォルニアとか)思ったのであった。しかし車を運転してるだけでなく、観光もしてます。田園風景はもう目が覚めるほどきれい。エールはうまいし。フクシャとゼラニウムとベゴニアがどこの家にも咲いてるし。 ロンドンの最後の一日は親戚訪問で、つれあいの弟(うり二つ)とその息子夫婦と娘夫婦と娘夫婦の娘たちとおひるを食べたが、イギリス英語の会話がちっともわからなかったので、息子の妻である日本人のR子さんと漫画の話に終始したのである。地獄で仏の思いであった。その夫のNサンは、MontyPythonを地で生きてるような人で、しゃべっていると、世の中で何がほんとで何がうそかぜんぜん信じられなくなってくるのであった。いっちゃ悪いがアメリカ人って、「おなら」と「げっぷ」でしか笑わないので(あたしがいったんじゃないもん。アメリカ人として生きている娘がいってるんだもん)そのMontyPythonぶりが、ほんとうに可笑しくて奇妙でそして目が覚めるほど新鮮であった。 
        
      
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