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タケの排泄と犬用階段

2012年01月19日(木)

ごはんのあとだいぶたって、片づけてる最中にタケがうめいて、はっと見たら、マット(新品のふかふかのやつ)の上で、転んだときの父みたいに姿勢をくずして動けなくなってかたまっておった。マットにふかぶかと沈んでよけいに動けなくなっていた。助けあげようとしたら、小声で「やめてよ」みたいに言ってたけど、すでにやわらかいうんこを1回分まるごと洩らしてあった。父みたいだった、姿勢も、行動も。でも父じゃないから、マットを洗いながらつい「タケちゃんみちみちうんこしてーー」と歌ってからかってしまったが、タケはぜんぜん意に介してなかった。いい性格だ。そして夜半、本格的な下痢に突入した。父と話すと、話題の半分が下痢のことやうんこのことなので、排泄とは人間の生きざまになんと深くかかわっておるのだろうと、もとから好きだった話題ではあるが、再認識するのである。そしてまた、犬を飼うということは、まさに一日に2回(や3回)かならずうんこを拾うということだから、排泄に、まじまじと向き合う行為であるのだ。うむ、生きざまそのものだ。
きょうはそれから、ドラッグストアで犬用の簡易階段を見たので買ってきた。車に出入りするのに、前から考えていたが、使わないだろうなと思うのと、大型犬用のがないので、買わずにきた。でも今日のは10ドルだったから、まあいいかと思って買ってみた。そしたら、車に入るときに使うことができた。降りるときはじゃまそうに避けて飛び降りていた。

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