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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

もう一つ、29日は「夏の文学教室」

2011年07月27日(水)

こっちも告知し忘れてましたが(HP管理人のNしろさんには伝えてあった)でもこっちは固定客がいるだろうし、あたしが目当てじゃない人もおおぜいいらっしゃるだろうと考えて、そんなに焦ってなかったんです。「伊藤比呂美をおおいに語る」のほうは、若い詩人が手伝ってくれるとはいえ、こんなおばさんについて語ったって……と本人さえ思ってるくらいだから、だれも来てくれないんじゃないかと不安でしたが、もうだいぶ予約入っているということで(小さいとこなんですが)出演者よりは少しだけお客のほうが多くなりそうです。それで、こういうのです。
日本近代文学館「夏の文学教室」〜めぐる「いのち」
7月29日(金)伊藤比呂美/天野祐吉/川本三郎(わたしは13:00〜14:00の担当です)
有楽町よみうりホール【公式サイト】
当日2,000円、前売1,800円・通し券もあります
日本近代文学館 03-3468-4181

告知 「伊藤比呂美をおおいに語る」だそうですよ。

2011年07月26日(火)

ああっまた告知し忘れた。


『現代詩文庫・続伊藤比呂美詩集』刊行記念イベント
 「伊藤比呂美を大いに語る」
 シンポジウム+リーディング+トーク

[日時] 7月30日(土)14:00〜17:30(開場13:30)
[会場] 西荻窪 葉月ホールハウス【公式】
   荻窪駅北口からバス「南善福寺」往き「善福寺公園前」下車が最寄りです。
   公式サイトの地図を参照ください。

[番組]
I部 シンポジウム
 新井高子、田中庸介、水無田気流、蜂飼耳、文月悠光
II部 リーディング
 三角みづ紀、清水あすか、小野絵里華、カニエ・ナハ、大崎清夏、長谷部裕嗣、河野聡子、新井高子、田中庸介、水無田気流、蜂飼耳、文月悠光
III部 トーク&リーディング 伊藤比呂美
[料金] 当日2,000円+1ドリンク
[問合] 葉月ホールハウス 03-5310-3546
[主催] 思潮社

台風とダブルブッキングと漫画

2011年07月19日(火)

台風が来ていて空も雲もざわざわしている。10月の予定をダブルブッキングしてしまって、今、収拾に走っておる。すごく反省している。今回はたくさん仏教関係の本を仕入れたので、漫画なんか読むひまがないなと思っていたら、「僕はビートルズ」が出ていて、注文した「ヴィリ」がとどいていて、本屋にいったらつい「信長協奏曲」というのをみてしまって、以前ネットで、1巻をちょこっと読んだので、作家の今を見たいと思って4巻を買ったら、やっぱり前も読みたくなり、おばさんなので、おとな買いであった。センゴクとかへうげものとか、信長関係の漫画はよく読んできたが、これはどっちかというと聖おにいさんのようなテイスト。というわけで本が読めなくなったので、いつもどーり、T浜さんに連絡して取りに来てもらうことにしたのだった。

熊本 比呂美の部屋学園ライブ

2011年07月16日(土)

暑い。いったってせんないことだが。
で、きょうは「比呂美の部屋」学園ライブ、蔵座江美さんの巻「学芸員の日常」
くわしくはここのHOMEへ。

きぬゅう

2011年07月09日(土)

あいかわらずトメに日本語をおしえているが、きょうおもしろいことが。「記入」ということばをフラッシュカードに書き込み、裏に読み方を書かせた(Jフリー先生が、漢字を覚えるのはフラッシュカードがいちばんだと教えてくれたので、うちの高校生はそのとーりがんばっている)。なんて読むの、ときくから「きにゅう」というと、何回も聞き直していたのである。少しして見てみたら、なんと「きぬゅう」と書き込んであった。あんまりおかしくて直したくなかった。そういえば小さい頃に、本のページを「1こぺーじ」といっていたときも、さらに小さいとき、海を「じゅーす」といってたときも、直したくなくて困ったものだ。

Deadline Highと虫刺され

2011年07月06日(水)

Deadline Highとあたしは名づけておるが、締切の終わったあとは眠れないし、本も読めない。自然と脳からアドレナリンとかカフェインとかが噴き出てくる状態なのである。6日のお昼まで、といわれていたので、その前の5時間くらいの集中度はものすごかった。この集中度をもう少し分散させて、10日くらい前から集中しておくとか、いやせめて4日前に集中しておくとかすれば、もう少し効率よく仕事ができるはずなのだが、そういうわけにはいかないのである。その上、この仕事は(「一冊の本」の連載)何やってんのかぜんぜんわからなくて、いやでいやでいやでいやで、だからなかなかかかれないのであるが、いったん取りかかってしまうと、へ? 何がいやだったんだって? てな感じで没頭できるのである。今回は「阿弥陀経」の翻訳、とっても楽しかった。蚊に刺された後が、ものすごくひどくなった。手が半分、赤くなってふくれあがってしまった。蚊じゃなかったかもしれない。かゆいかゆいといってたら、トメが叩くといいよといって叩いてくれたが、合気道のワザを使って叩くので、かゆいのがどうのというより痛かった。それにしても脳内のカフェインとアドレナリンはなかなか減らない。こういうときに日本にいれば、漫画を買いに夜の町に走り出るのだが、不便なことである。

独立記念日とセロリと蚊

2011年07月05日(火)

きのうは独立記念日のパーティーでGルのところだった。ほんとは締切で、それどころじゃないのであるが、浮き世の義理である。持ち寄りだったので、大鉢いっぱい分のセロリのコールスローを持って行った。セロリの大株を3つ分きざんだ。ところが独立記念日恒例の屋外バーベキューパーティーで、蚊に刺された。こっちに来て蚊に刺されるなんて初めてかもしれない。それで今、大きく腫れ上がって熱をもっておる。蚊ごときでこれだ。虫刺されアレルギーはどんどんひどくなる。地震のあとはどうなんだといろんな人に聞かれた。夜、9時ごろ、帰りがけ、あちこちで花火があがるのを見た。

タケとニコと空の巣症候群

2011年07月04日(月)

S子が、タケとニコを連れて出発した。タケが夜中に四回も起こしに来て、そのたびに下に降りてきたので、寝不足である。さいしょはおしっこしたいのかと思ったが、どうも違う。荷物つくって出かける準備しているのを見て、タケはあたしがどこかに出かけると思って様子をみにきたのだろうと娘たちが話していた。タケは、あたしが日本から帰った最初の日はかならずこんなふうに「おかあさんほんとに帰ってきたのかな?」と言いたげに夜中にあたしの部屋に来る。朝早めにごはん(ぽりぽりだけ)やって、散歩もつれていってうんこもさせた。万全である。あたしの車をS子たちが持って行ったので、これからしばらくあたしは小さくて軽いS子の車に乗らなくちゃいけない。こうしていても、足もとにニコがおらず、立ち上がっても散歩だ散歩だと催促されないのだ。何か食べててもタケにみつめられないのだ。いなくなると、ほんとに四六時中みつめられていたなあと感じる。犬と暮らすということは、みつめられることに慣れるということなんだなあ。猫でも子どもでもここまではみつめたりしないものなあ。とすでに空の巣症候群。

泥棒

2011年07月03日(日)

うちの車寄せに停めておいたあたしの車に泥棒が入った。夫の車もS子の車も無事である。朝乗ろうとしたら、小物入れに入っていたものはぜんぶ床にぶちまけられ、後部座席にしきつめてあった古タオル(タケが汚すので)はひきはがされていた。その上運転席が、あたしの位置じゃないところに動かされていた。さいわいナビ(後付けのやつ)は夫の車に入っていたし、さいふ(いつも入れっぱなし)はあたしの机の上にあった。買い物袋は冷蔵庫の前に運んだままになってたし、いつもは山積みにしてあるタケの缶詰は家の中だった(そこにあっても盗まれたかどうか)。気持ちが悪いので掃除していたら、後部座席のスピーカーがはがされようとした形跡があった。犬をいつも連れているから鍵をかけるのをつい忘れる。たぶん昨夜も鍵がかかってなかった。鍵がかかってないせいで窓やドアを破られなかったから幸いだったかも。とにかくどきどきした。他人に侵入されるというのはこういう感じかと思い知った。あたしの車は犬臭く、今は換毛期で毛だらけで、よだれまみれのボールが所せましと転がっており、小物入れには犬のおやつとうんこ袋がぎっしりで、犬のリードや運動靴やUV帽や植物を買ったときのためのプラスティックシートが散乱している。あたしたちにはどれも必需品だが、泥棒の食指は動かなかったと見える。ゆいいつ無くなっていたのは、使い古しのゲーム機であった。

S子とナスタチウムとスカンク

2011年07月01日(金)

S子が帰ってきたので忙しい。締切でクビがまわらないんだからよせばいいのに、S子の部屋を掃除して犬を追い出し(タケはS子のベッドで寝ておる)ベッドを整えちらし寿司かなんか作って出迎えてしまうのだ。業である。S子は夏の間(もうすぐトメとあたしが日本なので)犬たちを引き取るために帰ってきた。S子とK子はそのために犬OKの家に引っ越したところだ。かれらにはすでに猫2匹と鳥2羽と亀が一匹いるので、いったいどういう暮らしをすることになるのか、見当もつかない。庭を得意になって見せたら、「南カリフォルニアではむだとしかいいようのない庭、水ばっかりいるじゃん」と言われてがちょーんだ。たしかにそう。あたしが日本にいっちゃったらたちまちみんな死ぬだろう。S子はあした幼いナスタチウムを根こそぎにしてくれるそうだ。理系はこういうとこに何の躊躇もないから凄い。あっ、今、どこか近所でスカンクが死んだ(臭ってくる)。

   
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