中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

さくら

2010年03月28日(日)

さくらを見ていた。

火振り祭りとベール祭り

2010年03月26日(金)

えーーどこまで書いたか。Jフリー、B場さん、K下さんと火振り神事を見に行って、まるで「おけあちめ」みたいな歌に感動し、禰宜さんたちのお神楽にトランスしたのはいいが、丹波屋さんの駐車場に車をとめたまま深夜まで神事をおっかけすぎて、丹波屋さんに迷惑かけてしかられた。みんなで平身低頭誠心誠意あやまったのである。それからめがねを新調し、パーマをかけ、父をあなごの天もりを食べに堅平更科まで連れ出し、「96時間」を父といっしょにみたりしていた。今日はそれでついでに「クリスチャン・ベール」祭りが再燃して「戦場からの脱出」、なんとヘルツォーグの監督である。べーラーとしては、「マシニスト」みたいにやせ細るベールもみられたし、「アメリカンサイコ」なみにくそ明るいベールもみられたし、「太陽の帝国」の少年の面影もあったしで、満足であった。そしてヘルツォーグはヘルツォーグであった。アマゾンがメコンになったのであった。もう詩人たちにお礼メールだした。丹波屋さんにもお詫びはがき出した。メールの上ではまだくすぶっているが、祭りはほぼおわった。

まだまだつづく

2010年03月23日(火)

きのうは午前中、T田H未さんの見送りで長老夫婦が離熊し、午後には熊大でJフリー先生が講演(同性愛の文学を語ることの困難について)。こんなにしどろもどろなレクチャーははじめてだったねとJフリー先生は家に帰ってやけ酒を飲んでおられた。きいていたあたしとしては、彼のチャーミングな日本語を堪能することもできたし、問題点をいろいろと確認することもできたと思うんだけど。会場にはK原先生が。とてもなつかしかった。元夫の元上司である。ぽんと熊本にやってきた世間知らずの若夫婦(元夫とあたし)をよく教えみちびいてくださった。あたしはK原先生の「阿部一族」講義にもこっそり出たものである。会場でE口絵はがき分隊長は、大量に絵はがきを(秘密裏に)売りさばいた。会の後、イラティにて、T田さん(梅毒とゾラ)、Y田さん(ノヴァーリス)、H田さん(十六世紀)、Tげさん(フランク帝国)たちと話しているうちに、橙大学おとな篇を突然発案、この熊大の人々にすでに文学隊内部のT口さん(どフェミ)、MぶちSのこさん(比較文学)、O山さん(なんだろうか?)、J野さん(書道)、A上さん(クィア文学全般)とならべるとすごい企画になる。そこでその場でみんなひきずりこんで緊急企画謀議。A上番頭、MぶちSのこ手代、あとは任せた。こども篇は手代のMゆかちゃんが現在走りまわっておる。ちゃくちゃくと整いつつある。その援護射撃である。きょうは土砂降りだが阿蘇神社では火振り神事決行のはず、Jフリー先生を同道して見に行き、神社でB場さんK下さんI芹さんT春さんと落ち合う。あしたはJフリー先生京都へおかえりである。そしたらちゃんとみんなに連詩の報告をする。

まだつづく

2010年03月22日(月)

連詩は終わったがまだつづく。きのうはB場さんK下さんあたしK原くんJフリーJリーDアンで天草に。本渡の奴寿司をたべつつ、崎津から大江の天主堂、ロザリオ館の前で八幡宮の春祭りにであった。直会(なおらい‥‥「古文研究法」で知ったことばだ。現実ではじめて会った)のもちなげにであった。ロザリオ館のM本さんはもう退職されるそうだ。長い間お世話になりました。さくらが、山のも里のも、爛漫‥‥というより人間でいったら四十代半ばの感じで爛漫であった。きのうはうちのなかにK原くんとSどさんが寝ていた。きょうはJリーとDアンとJフリーが寝ている。父が風邪でちょうしがわるい。二日前はなんだか肺炎っぽいといわれたが、それはだいじょうぶだったみたいだ。

次の日

2010年03月21日(日)

諸般の事情で深酒でダンチョネです。携帯、オレンジに忘れて来ちゃったし。DとかJとかに、かれらに見せるいつものあたしじゃないあたしをみせちゃったし。おつかれさまでした。

連詩当日

2010年03月20日(土)

きみたちは強い。

コートの上にすべてをおいてこよう。

あきらめたら、そこで試合終了ですよ。

(以上安西先生から声をお借りしました。「コート」は「熊本市青年会館」のことです)

連詩中にたべてるもの

2010年03月19日(金)

16日は、阿蘇組は「菊地のまんま」で買ったべんとうを火山博物館のご好意で研修室にて。「阿蘇の四季」で地元の食材をつかった和食と焼酎、ビール。熊本組はオーガニックのバイキングレストラン「Tia」でごはんとおかず。
17日は、みんなで集合、連詩製作開始。おひるは「Orange」で黒米にぎり飯、おかずいろいろ。かぶの焼いたのがばかにうまかった。そのほかにも間断なくワインとチーズ、くだもの、チョコレートなど。夜はやきとり「ニュー天花」と「Tia」の二手に分かれて。
18日は、昼はOrangeで黒米にぎり飯とおかず。黒米にぎりはもちろんうまいが、漬け物とクリームチーズといちじくパンもばかにうまかった。夜は制作者全員で会食を、ということで、「堅平更科」でそばとてんぷらと卵焼きと酒その他。
隊員からあつまったゲスト会食用の寄付金、ありがとうございました。このような折々にも、大切に使わせてもらってます。

移動中のビール

2010年03月13日(土)

移動中。メモがわりに。これがほんとのTwitter? きのう飲んだのはFuller's 2008Vintage Aleという、スコッチのいいのみたいな箱入り。Nちゃんがかっといてくれた。2000円もとりやがった、といっていた。しかしうめかった。ふたりで、おもわず顔を見合わせてうなずいちゃったほど。執事がしゃんと背筋のばして立っているように苦く、この人なら何でもやってくれる何でもゆるしてくれると信頼できる。父親コンプレックスみたいなものを満足させてくれるビールである。箱なしでいいから1500円とかにしてもらいたい。

オープン戦

2010年03月09日(火)

プロ野球はオープン戦がはじまったそうだが(父にきいた)、くまもと大連詩もオープン戦がはじまった。迎える側の熊本代表だから、また一番に書きなさいとT川宗匠にいわれて、あたしはもんもんとして、もんもんとして、もんもんとして、ついに書いた、といっても全引用という奥の手をつかってしまった。そしたらあっという間に宗匠がつけてきた。それをJフリーに訳してもらって、Jリーに渡すのだが、なんとJフリー、小樽だかどこだかへ行っちっち。ところで大家さんも無事お戻りのごようす、あたしはしばらく春のお休みをいただきます。これから渡りがはじまるので、ゲルを解体したり、いたんだ翼を繕ったり、たいへんなのである。今後の予定は、16日から「くまもと大連詩」に突入し、20日は熊本市青年会館にて大イベント「くまもと連詩 声がつながる」。22日には熊大でジェフリー・アングルスの講演会に助っ人で乱入し、そのあともしかしたらSwitchから出た枝元なほみの名著「かくし味は旅を少々」の記念講演会を熊本新市街Orangeでやるかも(まだわかんない)。そして4月1日はミッドタウンでまたまたジェフリーと朗読。4月11日は母の命日で、4月12日は天童大人企画の「詩人の聲」で朗読。場所は六本木のESPRITS ANIMAUX児嶋画廊。 
てな具合です。どうぞよろしく。

植物の法と猫分隊

2010年03月08日(月)

雨。2年前、近所の公園裏で、じつにかわいいはっぱの繁みをみつけ、移植をたくらんだのである。それはユーカリの大木の陰にもなる、小さい流れの近くで適度に湿ることもある、でも日当たりもよくなる場所にはえていて、一見シダのように繊細で、キク科(カミツレみたいな)みたいに繊細でもあり、色が、ほかのだれともちがって薄い、明るい、あおみがかったみどりなのだ。一株掘ってきて、うちの庭の半日陰に植えてみたらだめであった。去年もそうした。だめであった。ところが、今年はこの多雨だ。いまや前庭いっぱいにひろがっておる。あまつさえ昨日は花も咲いた。みればオオイヌノフグリを簡素にしたような白花である。そこでこの地域の自生植物の図鑑でしらべてみたところムラサキ科のフツウユークリプタというのであった。ムラサキ科はシソ目である。オオイヌノフグリはゴマノハグサ科で、ゴマノハグサ科はシソ目ではないそうだ。ともにキク亜綱ということだ。そういわれればそうかもしれないが、なんか腑に落ちない。おおきくなったら大学にいって、こんどはちゃんと(前回はてきとうであった)勉強したい、とときどき思う。こんどはぜひ、植物学と音楽理論を勉強してみたい。あ、それに仏教哲学も。ともかく移植ができてうれしい。来年はまた雨がなくて、消えてしまうかもしれない。これが、あたしがつねづねいっている「死ぬ」は「死なない」で「死なない」は「生きる」という植物の法である。猫分隊長のA上番頭から、I牟礼さんとこに子猫(T子隊員……推定6か月)をつれていったという作戦成功の報告が(同時に、花分隊のY山隊員と絵はがき分隊のE口隊員も作戦遂行したもよう)。大連詩前に、じつにいい報告が来て、さい先がよい。

接心

2010年03月07日(日)

合気道の道場で3日間「接心」をやっている。2日めの夕食当番を申し出てあったので、今日は朝から仕出し屋のようになり、17人分の「ひじき(ひじき、はす、ごぼう、こんにゃく、にんじん、油揚げ)入り麦ごはん」「煮物のもりあわせ(こんにゃくの甘辛、高野豆腐の含め煮、厚揚げの筑前煮、大根と厚揚げの昆布煮)「かぶの甘酢漬け」「沢庵二種」「とうふとわかめとえのきの味噌汁」。精進料理っぽい。がテーマ。夜はJリーDアン、家人どもと、外にたべにいった。かえってきてみんなで「Life of Brian」みようとしたが、古すぎて字幕が出ないので、何いってるのかぜんぜんわからず、音響も悪いので、英語の話者たちにもわからいということで、とちゅうでやめて、「プラネットアース」を見始めたが、れいのカリブーの子がオオカミに食べられるシーンに加えて、ガンの子がキツネにくわえられてぴくぴく動いているシーンになった時点で、あたしゃもうすっかりあきらめて下に降りてきたのであった。

スルメ

2010年03月06日(土)

Yイカ(ヤリイカとかではない。Eカと書くべきか。でも日本語だもん)の新人欄の選評をしているのだが、手こずっていてぜんぜんできない。みんな若くて(若くない人もいる)ゆがんでいる。不器用な、がさつな、あなぼこだらけの、自己中の、不均衡の、詩ばっかりくる。人間臭くて、おもしろくてたまらないのである。うまい詩もある。うまいことが、けっして詩としての良さを出してるとは思えない。ゆがみに、つい文句をいいながら、自分を、自分のこれまでや、自分のおばさん性を、みつめてしまう。やっと佳作ぶんはえらんだが、ひとりひとりにいちいち選評かいちゃったりしてるので、ながーくなってしまって、削らなくちゃいけない。でも歯をくいしばる思いで詩をかいてる若者がそこにいると思うと、削れない。そしてだいだい、そもそものはじめからあたしはこういうことが苦手なのだ。詩は読み慣れてないからちゃんと読めてるかどうかもじつは自信がない。申し訳ない。G詩手帖はI坂さんなので、そっちにもっていってもらいたいとマジで思ったりする。申し訳ない。これが2年目なので、1年目に投稿していたO野E華さんとKエNハさんは「Yイカの新人」ということになって卒業しちゃったからもう投稿してこない。この二人はすごかった。こういう詩が書けたらいいなあと思ったものだ。

春らんまんとウディガスリー

2010年03月05日(金)

散歩道にある草むらが、数ヶ月前はまるで地衣類のようだったのに、この頃は、汗をかいてるんじゃないかというような密生した草むらになっておる。緑がぴかぴかひかっておる。そこにぽつんとテントウムシがいたりする。タケがそれをむしゃむしゃ食べてたりする。荒れ地にも、すでにアレチライラックはさきみだれ、ハリセンボンは卵生花となって花ひらき、ジンコウザクラは満開をすぎ、アレチマンザニータも実をつけはじめ、カゲヒナタソウが咲き、トオミソウが咲きはじめ、アレチキュウリとアレチナスビが満開である。緑が、きらきら、きらきら、しておる。キノコがあっちにもこっちにも飛び出してきておる。木くずの斜面には、いったいにポルトベロがにょきにょきと出てはつぶれてしびておる。すべて、世は、ことも、なし。
ゆうべ夜中にふと「生活の柄」という歌をきき、これに似たウディガスリーの歌があったなと思い出してそれをきき(「ホーボーのララバイ」という)、そしたらきいたことのなかった「Grassy, grass, grass」というまじないみたいな歌にぶちあたり、震撼し、ずっと何時間もききっぱなしできいていた。H田にも、これ知ってるかさっきから驚いておるのだと送ったりした(知らん。なぜ驚く。と返信がきた)。一夜あけたら、その熱はさめていたのだ。

ひなまつり

2010年03月04日(木)

ひな祭りなのに気づいてゆうべ遅く二人を出した。去年は出しそびれた(「読み解き般若心経」参照のこと)ので二年ぶりだ。そしたらおひなさまのかんむりがこわれておった。直さねば。子どものころ、ぐずぐず出しておいたらなかなかお嫁にいけないといいつつ、母がぐずぐず出しておいて、「いいよね、お嫁なんかそんなに早くいかなくても」といいながらしまっていたのを思い出した。あたしはどういうわけか、添え物の木(橘と桃かなにか)とぼんぼりが大好きなのである。このごろは、おひなさま型のおすしやはまぐりのお吸い物をつくることも、しなくなってしまった。寂しいかぎりである。きょうはトメの学校の「世界の宗教」というクラスで、仏教と神道についてちょっと話しに行った。アメリカの思春期少年少女が、この日系おばさんのなまりになまった英語による、支離滅裂な話を、なにを思ってどう聞いていたのか、ぜんぜんわからない。Y元さんなんてうまいんだろうなあ、こういうのがとY元さんのブログよんで感心しておる。

AOLってさいてい

2010年03月03日(水)

ゆうべ「ターミネイターサルベイション」をベールが出てくるとこまで見た。アバターの男が出てきた。それからスタートレックの17歳のロシア少年が出てきた。こうまで役者が重複するとは。ほかに役者はいないのか。町内の寄合でもみてる感じ。この三人が、昨今のこういうマンガ(っぽい)アクション映画のなかで、ファンタジーにリアリティを付加する肉体と顔と演技を持ってる役者なのかもしれない。アバターくんは、ぶこつな正直者っぽい顔しているし、ロシア少年はひたむきだし、わがベールは、なんというか、いつも地道に苦悩している。
それはともかく、メールを整理していたら、1月30日にAOLから2月1日までにセッティングかえないと送信メールが表示しなくなりますむねの通知があったのに気づいた。もう遅いわい。はっきりいってこれは、言語道断のやりくちではないか。怒り心頭に発しておる。しかもこれは英語メールだったので、シカトしていたのだ。あたしのアカウントはもともと日本語のAOLでつくったから日本語で送ってきてしかるべきものだ。なにこの英語さまさま態度は? さいていである。こんなもの使って今までメールをやりとりしていたのかと思うと、くやしくてたまらないのである。だからこれ読んでるみなさん、あたしのメールは今後、上はまったく同じで、下はgmail.comですから。いごよろしく(大島弓子の声をお借りしました)。

連詩分隊

2010年03月02日(火)

メール状況はあいかわらず不調で、あらゆる送信メールが表示しない。しかし、くまもと大連詩のための文学隊内の、とくに連詩分隊のメールのやりとりのスゴさは、はんぱじゃないのである。Xデイは、3月20日。ここのところ、記録分隊も絵はがき分隊も野の花分隊も阿蘇分隊も、ほんとに活発に動いている。そろそろ連詩実作隊も作戦を展開せねばならない、とY元分隊長から指示が来たところだ。といってるが、実はゆうべのみすぎて、ものすごくかったるい。
夜、父に電話したら、しゃがれたよれよれの声で、「きのうオリンピックの閉会式みた?」っていうから、見てないよ、といったら、「残念だったね」という。「ニール・ヤングが出てきたよ、すごいおじいさんだったよ、カナダ人なんだってね」と。父は、むかし、37年ほど前、あたしが頭がキンキンするほどこの男に入れあげていたのを覚えているのであった。何うたった? ときいても、もちろん父にわかるわけはなく、Heart of the Goldかな、HelplessとかOld manじゃ ないだろうし、と思いつつ検索したらLong May You Runで、なるほどーーさすがにオリンピックな選曲である。で、頭にすぐに曲が出てくるとこがあたしのすごいとこだ。すぐにiTunesに飛びついて探したら2種類ある。Stillsといっしょのとunpluggedのと。聞き比べたら、Stillsといっしょのは76年なので声が若い。やはり今のあたしには93年版だろうと思って(でも声はそれほど変わらない)そっちを買い(でも拍手がうるさかった)ネットで歌詞を検索してWordにうつし、夜更け、ひとりでうたっていたのであった。夜になったら酒はぬけた。もう飲まない。

メールの不具合とベール祭りと親鸞

2010年03月01日(月)

まだメールがおかしい。なおらない。前は受信メールがどんどん消えてしまうのだが、これは対策を講じた。消えるのはそのままだけど。しかしこんどは送信メールがぜんぜん表示されない。その上、送信機能もときどき機能しない。まじで変えたれと思って、gmailを作ってみたが、うーーーむ、ネットをひらきっぱなしというのに抵抗がある。そうでなくてもあたしの日常は、ネットとの戦いのような日々なのに。スリップしやすくなるではないか。痔の人が「うんこする」、口内炎の人や摂食障害の人が「食べる」、みたいな問題なのである。うんこしなくては、食べなくては、生きつづけることができない。きのうは「ダークナイト」、あたしはベール祭りの一環だったが、家人どもはただのバットマン映画として見ていたようだ。しかしあたしはあまりの暴力に、見たり見なかったり。たしかさいしょに見たときもそんなふうな見方をしていたのだ。これでPG13。しかしベールは損な役割である。同じ損な役割でも「3:10 toYuma」はずっとよかった。べーラー(と家人にいわれている)としては不満でも、暴力映画としてはとってもよくできているんではないか。善か悪か、裏か表か、殺すか殺さないか、好きか嫌いか、やるかやらないか、いつもいつも自問自答させられているような映画であった。BookOffで何冊目かの岩波の「歎異抄」と「阿部一族」トルストイ「人生論」とかそういうの。みんな1ドルSaleなので、あのまま本屋においとくわけにはいかなかった。連れてかえって(という心持ち)眺めていたら、日本の朝になって、A国さんから、歎異抄をサイトにUPしたとメールが入った。「山寺」というサイトである。ゆうべ3時ごろ目をさまして「精神医学から見た高僧たち」という本を読んでいたのである。つながる、というか、縁というか。親鸞すてき。

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ