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伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

水かけばばあがハロウィーンの準備

2009年10月31日(土)

洗濯機がこわれて水をいっぱいに湛えたまま止まってしまった。ぬれぬれの洗濯物を外に出し、水をかいだしてもったいないので外の植木にかけ捨てて(何回も水かけばばあとして往復し)、はと気がつくと、うごくんだな。それでまた洗濯物を入れて動かそうとしたら、水をいっぱいに湛えたところで動かなくなった。で、また水かい出しばばあとして大活躍したのはきのうのことで、洗濯機がとまったのはさきおととい、おとといにはすでに冷蔵庫屋にいって注文してあったので、きょう新品がやってきた。そのために冷蔵庫のまわりを整理していたら(ごちゃごちゃなんである)大きなねずみ口を発見したので、コンクリートブロックと強力テープでふさいでやった。足腰がいたい。ハロウィーンで(あしただけど、学校的にはきょう)トメは「くま」のかっこうで学校に行った。うちにはかぼちゃが6こもある。あしたのために、うちはあんまり子どもが来ないようなはずれだし、ハロウィーンの夜はでんき消して息をひそめているから子どもは来ないはずなのに、それでも毎年迷ってくるのがいる。そういうのは食べてしまわずにちゃんとお菓子あたえて返そうと思って、いいチョコレート(のこったらあたしらがおいしく食べられる)とホットチートスの小袋(子どもには辛すぎるが、なにごとも経験である)とぬるぬるしてひっつくおもちゃ(おもちゃともいえないようなつまんないもの)を、けっこう大量に用意したので10人くらい来ても大丈夫かも。ロシアを放浪していたK子がポーランドに移動して、ワルシャワのもと住んでいた家を見に行ったとメールを寄越した。

綱渡り

2009年10月29日(木)

B場さん、A上さん(きのうはいたけど今日はいなかった)、T川さん、Y坂さん、T中さんと、電話かけまくって謀議につぐ謀議、金策につぐ金策、やりくりにつぐやりくり。そのあいまあいまに料理したり仕事したり犬の散歩したり、父に電話したり、そしたら父がひじょうに具合わるそうなので、ヘルパーさんたちに電話してさらに謀議したり、I牟礼さんに電話して御用聞きしたりするあいまあいまに、連詩分隊のみんなにメール書いたりしていた。ああ、こんな綱渡りな人生はもうやめたい。何ヶ月も前に連詩分隊長のI芹さんに、これこれですといわれた件、あたしゃろくに読みもしないで、OKです、とか答えちゃって(ゲラもいつもこうなのである)、今になってそれじゃ困るといったら、I芹さんも困りはて(とうぜんである)I芹さんにはほんとうに世話かけまくりである。ごめんなさい(心から)。きょうは風がびゅうびゅう吹いてほんとうに寒かった。きのうまで暖かかったのである。いきなり寒くなった。

大家さん無事確認

2009年10月28日(水)

おお。生きていた。よかったですー。
あたしはこないだの転倒が原因で全身打撲状態である。ぎしぎしみしみしいっており起居に支障をきたしておる。きのうは父の誕生日だった。さびしそうであった。後悔した。来年はぜったいそれを中心に予定をくみたてて、誕生日にはそばにいてあげようと心に誓った。

ホットチートスとサンフランシスコ出張と大家さん

2009年10月27日(火)

ホットチートスというものがある。さくさくしてすっぱい激辛のまっかな食べ物である。これがやめられなくてこまっている。ふだんは食べないのだが、大手スーパーには売っていて、つい買ってしまって食べてしまう。日本でいろんな激辛スナックを買って食べてみたが、どれもこれにはかなわない。概してアメリカのスナック菓子は、日本のスナック菓子より、しっかりと固く食べごたえのあるものが多い。これもそうだ。そしてまわりが燃えるような赤である。いっそ、この会社にかけあって、この粉だけ売ってもらって、これをごはんにふりかけて食べるか、粉だけぺろぺろとなめていたいものだなどと考えている。このごろY元さんのブログを読んでいなかったが、今朝方メールが来て、サンフランシスコにいるという。ブログ読んでみたらほんとだ、サンフランシスコなのだった。そしたらそのあと電話も来て、いろいろと電話会議したのである。それで、しばらく読んでなかった大家さんちにもいってみると、9月末からずーーーーっととまったままだ。新聞受けには新聞が何日分もたまっておる。大家さん、生きてますか。ええ、高視聴率なんだそうですよ。おかげさまで。それはもう終わりましたよ。で、大家さん、生きてますかーーー?

転んだ

2009年10月25日(日)

夜中に階下に降りてきたら(時差ぼけ)まっくらな中にもニコが(もののけ姫のコダマのように)あとになり先になりついてくるのがわかったのだが、このごろ階下で寝ているタケが迎えに出てこないのでどきどきした。みたら寝床でぐったり伸びていたのでさらにどきどきして、さわってみたらまだ生きているのであった。おしりのへんがこのごろ痩せてきて、老人体型になっているのであった。中年のころのタケのおしりは、今のあたしと同じくむくむく太っていたのである。夕方、犬たちとボール遊びしていてすってーんと転んだのであちこちが痛い。このごろ時差ぼけは、やや楽である。日本にいるときに時差ぼけをなおさないようにしている(何がなんでも朝は5時ごろ起きるようにしている)せいかも。つれあいが無理矢理起こさなくなったせいかも。時差ぼけをなおそうとしなくなったせいかも。足下のへんに、滓がたまって淀んでいるように感じる。

天の星

2009年10月24日(土)

時差ぼけもかねて、明け方の5時に起きてみたら満天の星であった。前の晩は深夜まではよかったがそのあと霧が出た。それで何も見られなかった。だからきょうは腰を据えて、じっくり仰向いてみた。10分か15分の間に3つ、流れ星が見られた。やはりあれだな、流れ星の見方というのは、数年前、なんとか流星群の出現のときに体得したと思ったが、つい忘れていて、見ているうちに思い出した。星を見ているのではないのである。ぼーっと視界を全天にめぐらしておくと見えるのである。オリオンの三つ星がくっきり見えたけど、あれが落ちるわけではけっしてない(あたりまえか)。あっ流れ星、というサイボーグ009のラストシーン(厳密にはそのあともつづくのでラストシーンとはいわないが、あれは何巻だったか、6巻か? 009と002が流れ星になって落ちていくのを少年と年の離れた姉-石森漫画のお約束である-が見守っている)とか、日本霊異記の景戒の記述「天の星ことごとくに動き、まがひて飛び遷りき」とかを思ひ出しつつ見ていたのである。 

父と長門裕之

2009年10月22日(木)

ゆうべはけっきょく夜明かしで、朝の6時前にベッドにいき、12時まで寝た。時差ぼけというやつだ。長門裕之の件、父が自分の身にひきくらべて共感しているので、読売新聞にのっていた会見を読んでみたら、実によかった。

ひさしぶりのこと

2009年10月21日(水)

一日ぐーたらと犬の散歩して食料品の買い物してごはんつくってCDを注文して植物に水やって酒のんでたら旅のつかれはなおったが、いつかうに眠たくならない。あくびは出るけどベッドにいく気になれない。ひさしぶりにおしゅうじをした。きたない字でだらしなく書きなぐった。注文したのはS田さんにすすめられたポリーニの平均律とグルダのモーツァルトピアノソナタ。犬たちはひさしぶりにごちそうで有頂天であった(犬用ハンバーグ定食)(人間はピーマンのにくづめ)。あたしがいないとかんづめとぽりぽりしか食べられないのである。鳥もひさしぶりに人の肩に乗って甘いジュースを飲めて満足そうであった。植物たちはいわずもがな。

カリフォルニア

2009年10月20日(火)

かえりました。

えーーー朗読会のお知らせ

2009年10月05日(月)

会をかさねてますます円熟……のはずの天童大人プロデュース第402回「詩人の聲」
10月7日(水)19:00から
ギャルリー東京ユマニテ(京橋)
予約2,500円 当日一般2,800円 大学生1,500円 
くわしくは、このサイトのHomeへいってみてください。

あした日本なのでなんとなくパニクっている。

すいません、書かなくて

2009年10月04日(日)

なーんかうつうつとしていて書く気になれなかった。そしたらもうすぐ日本にいかなきゃならないのである。不安夢ばかりみている。仕事がなかなかはかどらない。ゆうべJミーにつれられてPizzaPortにいき、ビールをいろいろと飲みくらべた。飲みくらべているうちに、飲みすぎた。酒量が多くないのがじつにつまらない。というか、ビールにアルコールさえ入っていなければもっと飲めるのにといつも思う。こないだ雨の降った日の翌日にまた雨が降って、こんどは2分間くらいで、そのあとまた虹が出た。おとといは群雲がはれていって十五夜の月が出た。きのうはかきーんと音のするような青空で、買い物にいくためにフリーウエイを疾駆していたらむこうの空でとつぜん飛行機が円を描き、花火のように落ちた。たまげた。航空ショーなのであった。あれよあれよといううちに、低空で飛んできて上にのぼったり、何機もくっついて飛んでぱーっと別れたり、いろんな曲芸飛行が見られた。虹や月もすごいけどこれも凄かった。

伯母

2009年10月01日(木)

伯母の誕生日が30日だったのにころりと忘れていて、きょう電話した。きょうはアメリカは30日だけど日本は1日なのであった。老人の孤独が五臓六腑にしみわたる。

   
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