中沢けい公式サイト 豆畑の友
ホーム プロフィール・著作リスト 中沢けいへの100の質問 中沢けいコラム「豆の葉」 お問い合わせ
伊藤製作所「豆畑支所」
   
 

荒淫矢の如し

2008年09月29日(月)

おもしろいのでわざと直さなかった。あっという間に日本は9月29日だ。こっちはまだ28日。今日やっと、誕生日にもらったデジカメの写真をコンピュータにうつして、メールに添付しておくることができるようになった。

ディベートとディリート

2008年09月27日(土)

コンピュータの調子がまたまた悪く、一日つけたり消したりしていたら、なんとかなおったような感じである。調子が悪いのは画面で、かいてるとぱっと消えて、5秒後には戻る。それがひどいときには3分に一回起こるので、仕事にならない。モニターのせいかコンピュータの中のモニターとの接続部分が悪いのか、よくわからない。しかもキイボードの調子も最悪。いろんなキイがひっかかるが、とくに、deleteキイが強くひっかかる。deleteするのに、何十回も指さきで叩きのめさないと何も動かない。
夕方からは友人一同が食べ物を持ち寄って、テレビ討論会を見に集まってきた。みんな激しくオバマ寄りなので、オバマが何をいってもうなずき、マケインが何をいってもけなすのであった。

今、嘱目の

2008年09月26日(金)

ラザーニャを作っています。

女の絶望

2008年09月24日(水)

刷り直しした「女の絶望」がとどいた。そろそろ新しい本を出したという現実と向かい合わねばならないと思っている。

DMC

2008年09月22日(月)

三省堂で源氏の5巻と6巻を源氏にむかつきながら買い求め、隣のBookOffでこないだから買いたかったオデュッセイアのとてもキレイな岩波文庫上下とDMCの1巻と2巻。こないだもここでDMCの4巻を買ったのである(日本にはぜんぶそろっている‥‥1〜3巻はNちゃんにもらった)。4巻に出てくるデズムのエピソード、「声をお借りしました」の表現としてスバラシイ。なんだか強い既視感を感じつつ(む? 大阪弁? む? 監督のおっさん?)読みすすめていくとやがて「リバウンドを制すのはクラウザーさん」ということばがあって、すべての濃霧がぱっと晴れる。北野さんの顔がデズムのおやっさんの顔にぴたりとかさなる。その瞬間のキモチいいこと。

イソポとトメ

2008年09月21日(日)

トメを連れて買い物にいってアウトレットモールでトメの服を買いまくった。いいなあ、あたしもほしい、服買いまくってくれるおかーさん。そしてハーゲンダッツで生クリームとキャラメルとキャラメルアイスとバナナのてんこ盛りを食べて、全身べとべとになって帰ってきた。あとはイソポを翻訳してただけ。何かからの逃避のようだ。何だろう。冷蔵庫が壊れて、とっときのステーキ肉があやうくなってたので、惜しみつつシチューに加工したのであった。犬たちは肉だらけのごはんを食べた。

日本人学校

2008年09月20日(土)

きのうの夜半に仕事が二つも終わったので、今日はぼんやり料理をしたりイソポの翻訳をしたりしていた。日本人学校にひさしぶりにいって、高校生三人(三人三様でおもしろい)を受け持ったが、たまたま手に取った六年の教科書にH野M夫さんのエッセイがのっていたので(三人とも、考える力はかしこい高校生だが、読みと書きの日本語力、とくに漢字は六年相当)四人でいっしょけんめいそれを読んだ。ちょうどトーテムポール企画でいろいろかかわっていたので、こんなところでいきなり出会うとは、ご縁だと思ってしみじみ読んだ。(いま読んでいる)源氏って、いい男そうなので見てみたいが性格はいやなやつ。とくに年取って考えることがえげつなくなってくる。

MontyPythonと夢のふくろう

2008年09月19日(金)

切れ切れの素人芸の寄せ集めYouTubeにうつつを抜かすトメに、ホンモノの笑い、オトナの芸を見せてやろうと思って買い込んだ「MontyPython空飛ぶサーカス」。ところが字幕がつかないので、ことばがなんにも理解できない。ことば無しで見ていると、YouTubeより素人っぽい。というか同じくらい。YouTubeで、トメの好きなUrbanNinjaなんかと同じ感じの素人さ。でも1970年代には、あたしはほんとうにおもしろいと思って見てたのである。今でもことばがわかれば、そうなのか。東京12チャンネルでやってたと思うけど、吹き替えだったのか。「The funniest joke」トメは笑いながら見てたけど、何をどうわかったのか。先日買ったBBCのPlanet EarthのDVDは家族みんなに好評であったが、これはどうなるか。
夢でふくろうの夢を見た。とうもろこし畑を歩いていたら、大型の白いふくろうが空中をひきつったように飛び回り群がり、足にいろんなごちゃごちゃしたものをくっつけている。それは蜘蛛の巣でからみついた甲虫や蝉の死骸である。人を襲うようにみえるが、それは人のそばに集まる小さな甲虫を食うためである。ふと地面に降りたって、足を、ヒトの手のように使って、口の中に甲虫をほうりこむが、器用でないのとよく目が見えないのとで、口をはずすことも多い。

宿屋

2008年09月18日(木)

M田氏の新刊の書評をもう二ヶ月抱えて七転八倒、書評はほんとに苦手です。でもこれ凄い。めちゃめちゃ凄い。これだけ凄いのに書けなかったのは、とても読みにくくてなんだか入るのに時間を要したからだ。入ったら凄かった。「凄い」と「おもしろい」だけで書評がかけちゃえばいいんだけどなあ。というかH田に、「あんたは『すごい』と『おもしろい』しか表現することばは無いのか」とよく叱られる。無いんだ。
このごろの時差ボケと夜なべで、以前は二階にさっさと寝にいってたタケ(10歳)が階下で寝るようになってるのに気づいた。そういうわけでニコ(3歳)も下で寝ている。あたしが寝るときにニコはいっしょにあがってくるが、タケはあがってこない。タケの寝ているのは廊下のつきあたりの、夫の仕事部屋とあたしの仕事部屋とS子の部屋の中間点で、見晴らしはたいへん良い、番犬にはもってこいの、辻というか交通の要所だ。つまりみんなの行き来にいちいちまたいでいかねばならない。

マルバアメリカツユクサ

2008年09月17日(水)

S子のコンピュータがこわれたのであたしのラップトップを使っている。あたしはそういうわけで、仕事部屋のデスクトップを、ネットとあらがいながら使っているが、こっちもちょいと調子が悪い。何よりの問題は、デスクトップからはここの書き込みができないことだ。誕生日にカメラもらったので使わないと悪いと思い、撮ろうとしてるんだが、まだ使い方がわからない。機械はどうも‥‥。コンピュータと車と携帯だけだ、機械で動かせるのは。それも最低限の機能しか使えないし。T島さんの接写植物写真のようなものなら撮ってみたい。あれは凄い。撮れたら撮りたいのは(すでになんとなく後ろ向きである)ツユクサだ。近所のコミュニティセンターの植え込みにアメリカキスゲとアメリカユウスゲが植わっていて、その繁みのあいだに雑草としてツユクサが生えている。それをとってきては水漬けにして、根を生やしている。いつか庭に移植したい。しかしこのツユクサは日本のと違う。葉が大きくて丸いのである。

睡眠

2008年09月15日(月)

便秘よりずっと苦しいかも、この睡眠の乱れは。湿っているので気分もなんだか沈んで湿っている。

53

2008年09月14日(日)

きのうだ、日本的には。しかしカリフォルニア的には今日。昨日、ケーキ屋(日本人経営のケーキ屋さんはとてもうまい)に注文したのだが、「Happy Birthday 」ってかいてください、とはいったものの、MommyとかHiromiとか53とか、いえなかった、自分で自分のケーキの注文するなんて。
肉体的にはゾンビがつづいておる。

ぼろぼろでカリフォルニア

2008年09月12日(金)

ぼろぼろにもほどがあろう。というくらい。ゆうべ10時に寝て、きょうは午後4時まで寝切った。つれあいが、生きてるかと二度ほど見に来たが、生きていたのであった。おととい(かなんか、もう忘れた)歌舞伎座の前に取りに行ったS匠の新刊「遊ぶ日本」という本はすごかったのである。飛行機の中でずっ読んでいた。マジでS匠の首にメモリスティックをびっとはめて脳内を読み取り、あたしの首筋にびっとはめて、情報をうつし取りたい。S匠、させてくれるだろうけど、それだけの技術がまだない。くやしいことである。あと、寂聴訳の源氏も読んだ。たいへんおもしろかった。読書の秋っていうやつかも。帰ってきたら、タケはニコは元気だったが、キフゲットウとレザーファーンが息も絶え絶えであった。さっそく水につけた。

あした帰る

2008年09月07日(日)

例によってあたふたしている。朝、Dから電話。今東京に来ている。ほんとは今日東京にいってDとごはんを、と思ったが、父がかわいそうでできなかった。かわりにNちゃんがDとごはんしてくれる(Dは仕事で来ているので、呼んだ会社も世話をしている)。ありがたい。昼間どこへいったらいいかときくのでスガモと答えておいた。夕方、NはDと落ち合って、デパ地下とかに連れて行く模様。で、あたしはあたふたあたふたあたふた。

フイリのクワズイモ

2008年09月06日(土)

フイリのクワズイモをもらった。うれしい。。。。。ほしかったやつだ。すごくかわいい。クワズイモはカリフォルニアでは売ってないので、前からほしかった(葉っぱ的にはど真ん中)上に、これはフイリである。すごくかわいい。葉っぱは三枚。きのうから具合が悪いのでぐーたらしている。やっぱ年だな。無理はできない。岡田准一が蒼井優と熱愛って。いいなあ。ラブラブとか熱愛とかできる若いもんは。いいなあ。フイリのクワズイモになっちゃいたいなあ。

父の世話

2008年09月04日(木)

今まで文学隊と本業でくそ忙しく父をほっぽらかしてあったので、ようやく父の世話。といっても話し相手になり映画をみせておいしいものを食べさすという、対子ども戦略が通じるから気が楽だ。というわけで、きょうは父がみたがっていた「蒼き狼、血わき肉おどるところ」かなんか(タイトルいいかげん)借りてきたけど、ひどいのなんの。井上靖のアレとはぜんぜんちがう、元朝秘史ともぜんぜんちがう、もちろん浅野のMONGOLともぜんぜん、こないだ父と見た椿三十郎のリメイクは、ストーリーと脚本が同じの上、松山ケンイチは加山雄三よりカワイかったので多少は見られたが、これはまったくどうにもハシにも棒にもかからなかったのであった。あたしはだいたい外国人が日本語しゃべる、日本人が外国語しゃべる映画がとても好きなのだが、せっかくのモンゴル話なのに、そのわくわくもどきどきもなかったのである。風景までつくりものっぽく見えた。
ニュースで大麻疑惑のおすもうさんたちが日本語しゃべっていた。その流暢なとこに感動した。

祭りのあと

2008年09月02日(火)

ぼろぼろである。信長KingofZipanguを見ながら寝てしまった。桶狭間なのになんたる醜態、残念であった。連詩も終わったので、デトロイトメタルシティと20世紀少年を見にいきたいが時間がないっ。でもSP借りてきた。

連詩がおわった

2008年09月01日(月)

みんなありがとう。(隊員に)

   
談話室 リンク集「豆の茎」 メルマガ「豆蔵通信」 サイトマップ