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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

莫言さんの字

2011年01月03日(月)

 揮毫。えっと、どうしよう。というのが正直なところで、墨だの筆だのが出てくるたびに「ややや。また、出た」と困惑するのは、私だけではなく、日本の作家や詩人はかなりの人が内心困ったなあという気分を味わっているようです。絵がちゃっちゃと描ける人はうらやましい。字も駄目だけど、絵も駄目。そのうえ気の利いた文句はとっさには出てこない。と、かなりの「困ったものだ」ものであります。

 そこへ行くと中国の作家はそろいもそろって見事な字を書きます。莫言(ばくげん 中国風の読みではもーやん)さんにいたっては、右手でも左手でも、字を書くことができるのです。急ぐときは両方同時! 2008年のソウルのときにも、それを見て「どうして、そんなことができるの」と感嘆したものでした。今回も。何度見ても「はあ」と感心するばかり。

 莫言さんは中国の参加者から「モウモウ」と呼ばれてました。親しみをこめた呼び方のようです。親しみがありしかも尊敬されていることが、そばで姿を見ていてもわかりました。

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