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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

うちののま猫

2005年10月09日(日)

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 娘の部屋ののま猫が一匹増えていました。「米」とかいた酒瓶を持っているほうが新しくきたのま猫。そういえば昔「なめ猫」というのもいました。学生服を着た猫でした。酒飲みの歌がはやりだすと景気がよくなっているというのですが、「恋のマイアヒ」は酒飲みの歌なんでしょうか?金曜日の夜の終電に近い電車はこの頃、ずいぶん混雑しています。

もしもバトン

2005年10月08日(土)

 性懲りもなく、と言ってはまずいかもしれませんが豆蔵さんから「もしもバトン」というのが回ってきました。どうもこういうの苦手なんだなあ。質問は以下のとおりです。

1:理想の女(男)が記憶喪失で落ちている。
2:歩いていたらサインを求められた。
3:引き出しからドラえもんが出て来た。
4:殺し屋に「死に方くらい選ばせてやるよ」と言われた。
5:見知らぬ大富豪に遺産を遺された。
6:初対面で「B型?」と聞かれた。
7:預金残高が増えていた。
8:カモシカの様な脚にされた。
9:前に並んでる人に「俺の背後に立つんじゃねぇ!」と言われた。
10:「犯人はあなたです!」と言われた。
11:鏡を見たら目がヤギ目になっていた。
12:尻の割れ目が消えた。
13:偶然手に取った本の主人公が、明らかに自分だった。
14:モナリザがこっちを見ている気がする。

1:理想の女(男)が記憶喪失で落ちている。
  落ちているって、どこに?道端かな?だとして、どうしてそれが理想の相手と解るのだろう?あ、そうか記憶を取り戻すお手伝いをしているうちに、だんだん理想の相手に見えてくるって(なんか、そんなの昔の映画に
ありました)

2:歩いていたらサインを求められた。
 もしも、ではなくて、時々、ほんとにある。喜んでサインします。でも、私に著書以外の本を出すのは困ります。なんだか、本来の著者に怒られそうな気がする。

3:引き出しからドラえもんが出て来た。
 とりあえず握手をする。

4:殺し屋に「死に方くらい選ばせてやるよ」と言われた。
 そんなもん選びたくない。それって殺し屋の職務怠慢なのじゃないかな?そうだ、ものすごくめんどくさい方法を提示する。糖尿病で死んじゃうまでおいしいものを食べさせてくれとか。まずいものはパス。

5:見知らぬ大富豪に遺産を遺された。
 喜ぶ。

6:初対面で「B型?」と聞かれた。
 「A型」と答える。
7:預金残高が増えていた。
 先週、実際にあった。狼狽した。よく考えてみたいら、原因がわかった。内緒。

8:カモシカの様な脚にされた。
 嫌だ。だって上体が支えきれないじゃない。

9:前に並んでる人に「俺の背後に立つんじゃねぇ!」と言われた。
 「順番を譲って下さい。どうもありがとう」と言う。
えっ、そういう話じゃないの?

10:「犯人はあなたです!」と言われた。
 「?」でしょうね。たぶん。「私を虜にした犯人はあなたです」なんてことはなさそうだし。

11:鏡を見たら目がヤギ目になっていた。
 ヤギの目ってどんな目なんだろう?

12:尻の割れ目が消えた。
 きっと座りにくい。座りにくいから地下鉄で居眠りをしなくなる。

13:偶然手に取った本の主人公が、明らかに自分だった。
 記憶喪失を疑う。最近、自分の書いた本の内容を忘れるようになっているし。それとも即座に「名誉毀損で訴える」ような内容なのかしら?

14:モナリザがこっちを見ている気がする
 うん。前からそう思ってました。つい、「やあ」って挨拶をしてしまう。

 以上ですがバトンはどうも公開しているホームページがない人に渡しても意味がないらしいというのが前回わかったので、
1、柳川寧々さん2、やさぐれプーさん3M君4太平洋ポロジェクトさん5番目は誰にしようかな?ええと、あやこさんかな。うん、そんなとこです。

 バトンは回ってこなかったけど、柳川寧々さんのところにあった調味料バトンもおもしろかったです。けっこう調味料って個性があるものですね。

今年のお誕生日のプレゼントはシュレッダー

2005年10月06日(木)

 子どもたちがお誕生日のプレゼントをくれました。シュレッダーです。ごみの捨て方があまりにも無防備だと娘が言い出して、シュレッダーに決まったということでした。「クロスカットだからね」という四角い機械を買ってきました。

 お誕生日のプレゼントって、こういう実用的なものって・・・・なんだか・・・・とかなんとか言っているうちにウイイインと動き出して・・・・娘と息子と私で思わず書類が裁断されて行くのに見とれてしまいました。これって何か買った時に似ているなあと、思い返してみると、子どもたちが小さい頃にかき氷器を買ったときと同じでした。あのときも、氷が削れる様子を三人で見とれていたのでした。もっともかき氷器は手動だったのでハンドルを回している私は汗だくでしたが。シュレッダーは電動です。

「これってさあ、この細かく砕いた紙なんだけど、生ゴミのバケツの底に敷いておいたら、水分を吸い取るからちょうどいいんじゃないかなあ」ってなことを息子が言ってました。確かにそれは良い利用法かもしれません。

アメリカ製のブラジャー

2005年10月05日(水)

 通信販売のカタログ。これを見るのがひそかな楽しみです。もっとも、うちの子どもたちに言わせると夜中でも無駄使いができる悪癖のもとってことになるんだけど。で、みつけました。アメリカ製のブラジャー。さすがは肥満の国。胸の大きな人のための専門メーカーっていうのに引かれて買ってみたら、これがすこぶる気に入ってしまいました。写真撮りたいなあ。

 それで解ったのですが、日本のメーカーのブラジャーは胸の小さい人のための設計を、D80だとかF85まで同じつくりで作っているんですね。さらに最近は胸を大きく見せるのがはやりだから、そんなサイズには不必要なパッドまで入っています。
 なんだこりゃです。ブラジャーというよりは、「鎧だ、これは」(><;)てな感じになっています。

 通信販売で見つけたブラジャーはワイヤーで下部をしっかり支えてカップは薄手のレース。でもカッテングが正確なので、楽につけていられるんです。ま、ワイヤーの枠がついた網の中におっぱいが放り込んであるって状態です。しかし、これまでの経験だとこういうアメリカンサイズを探し出しても、すぐに「日本サイズに変更しました」なんて案内がきちゃうんです。

うちにものま猫がいました。

2005年10月04日(火)

 娘の部屋に入っていったら、ソファにちょこんと白い猫が座っていました。ははん。これがうわさののま猫だね。すぐ解りました。写真を撮ろうと思っていて、まだ撮ってません。二、三日中にお見せしますね。

 で、いったいどこでのま猫を手に入れたのだろうと娘に尋ねると「FUOキャッチャーだよ」という返事。なかなかかわいいです。それに手触りが微妙に癖になる感じ。ほっぺが赤いのもいいなあ。

 で、こののま猫を巡る騒動。なんだか釈然としません。著作権の問題でもなさそうです。ヤフーの掲示板をいくつか拾い読みしてみたのですが、たいへん感情的な感じで、うまく焦点がつかめませんでした。

小さいのが来た来た来た。

2005年10月03日(月)

 家の近所の熊野神社のお祭りがありました。我が家のマンションの前庭が子どもみこしの休憩所になっています。先頭はお囃子を載せた軽トラック、次は太鼓を乗せたリヤカーで、これに綱をつけて引いています。最後は小さいけれど立派なお神輿。

 最初に軽トラックが賑やかなお囃子を奏でながら敷地に入ってきました。それからややしばらくして、太鼓の乗ったリヤカーの一団。さらにこども神輿が来たときはさあ、たいへん。ジュースをお菓子を配るテーブルに、お祭りのハッピを着た小さな子どもたちが、来る、来る来る。もう押し寄せるという感じです。2歳くらいの子から5歳くらいの子まで。ほんとどんどん押し寄せてきます。

 「並んでください」とか「順番に」なんて言葉は通じない年齢の子たちで、目の色が変わっています。人間の狩猟本能はこんな小さな子の心にも勢い良く燃えることがあるんだなあと、押し寄せる身長70センチの軍勢にしばし呆然としている間にも、おててが次々と伸びて「お菓子ちょうだい」ともうてんやわんや。それにしても小さい人のエネルギーはすごいものでした。

 うちのマンションでは子どもの数が減っているのですが、周辺には新築のマンションが増えて次々と子どもが生まれているみたいです。ここでは少子化なんていったいどこの国の話かという感じです。お神輿を担ぐのも押し合いへし合いで、おしくらまんじゅう状態でした。嵐のように押し寄せてきた一団はのどかのお囃子の音とともに、次の休憩所へ出発してゆきました。

ソウルの清渓川(チョゲチョン)

2005年10月02日(日)

 ソウルの電気街の真ん中でどぶ川のようになり、あまりの汚さに暗渠となっていた清渓川の復元工事が終わりました。川の復元工事が始まる一年前に、私はたまたま近くのホテルに宿泊してました。そこは高架道路を一晩中、車が走り周り、周囲はこまごまとした電気の部品を売る商店が密集した街でした。半年後には高架道路がすっくり取り払われていたので、どぎもを抜かれました。

ずいぶん思い切った工事をするものです。今のソウル市長の考えだと聞いています。ソウル市長は次の大統領という呼び声もあるようです。

 東京も高層ビルを建てるだけじゃなくて、日本橋の上の高速道路をなんとかとって欲しいものですし、神田川の上を走る首都高そのものをなんとかして欲しいと思います。首都高はできてから30年を越えるので、そろそろ架け替えが必要ですが、その時には設計を考え直して欲しいのです。民営化された道路公団に期待したいところですが、残念なのはソウルのような採算無視の工事はあまり民間会社には期待できないとこがあります。


 復元された清渓川の写真は以下のあります。
          ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-04018398-jijp-int.view-001&kz=int

和光市の薔薇

2005年10月01日(土)

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 和光市には薔薇を栽培している農園があります。和光市の農協直販所でみつけた薔薇です。茎が細く、背丈も短いので安いのですが、立派な薔薇よりもこちらのほうが家に飾るには心安らかで楽しいです。そろそろ秋の薔薇の季節になりました。

気持ちの良い日

2005年09月30日(金)

 さらりとした空気でお天気も良く、暑くもなければ寒くもない。こんな気持ちの良い日が2日も3日も続くのは一年のうちでそう何日もありません。

 
 以倉紘平「夜学生」(編集工房ノア刊)をさる人からお借りして読んでいます。大阪の国語の先生をしていた著者のエッセイです。この本は新聞広告を見たときから読みたいと思っていました。かつての夜間高校の生徒たちへのオマージュ。90年代に入ってからの教員としての戸惑い。読んでいると触発されて思い出すことがたくさんあります。

 少し飛躍した感想ですが「貧しい時代」に育った親が「豊かな時代」に生きなければならない子どもを育てるのはたいへんなことだなあと思わずため息が出ました。自分の稼いだお金を工面して少しでも学ぼうとしたかつての夜学生には、同情と共感を示す著者ですが、学校を落ちこぼれて夜学に回ってくる生徒とはうまく付き合えないのです。世の中がすっかり変わってしまったという感想からは「豊かさ」に傷ついている魂に対する想像力は生まれてこないのです。それも無理のないことと言え、著者が詩人でもあって、「なぜ詩が生まれないのか」と疑問を呈しています。たぶん、現代の詩は「豊かさ」に傷つく魂が歌い出すものなのでしょう。しかし、そこは著者の理解の範囲ではありません。

 それにしても良いお天気です。

料亭好きです。

2005年09月29日(木)

 昨日の杉村太蔵発言のコラムを書いていて、なんだか料亭が気の毒になってきちゃいました。それでなくても高級フランス料理とか超贅沢イタリア料理屋なんかにおされぎみの料亭です。日本酒の消費量が減少して蔵元さんが困っているなんて話も耳にしますが、料亭がもうちょっとはやると、日本酒ももう少し飲まれのでしょう。

 贅沢というか、率直に言えば高いから、そんなに頻繁にはいけませんけどね。空間の使い方から言えばお座敷の料亭は西洋料理の高価なレストランよりも贅沢だし、食べるものは和食だから軽い感じで、ゆっくりおしゃべりしながらお料理を食べるのは、やっぱり楽しいです。

 国会議員にならなくても、行けますよ。料亭は。華美なホテルや空輸の食品だらけのレストランに行くことを考えたら、料亭のほうが安いかもしれません。いや、ボーナスはたくだけの度胸があればなんとかなりますから。高級ホテルのレストランなんかボーナスはたいたなあって感じの若い女性がいっぱいいるのに、なんで料亭にはいないのかな?いや、料亭ってお客さんをはちあわせさせないようにしているから(その辺が秘密っぽい)ボーナスはたいたお嬢さんたちもいるのかもしれません。

 新橋演舞場の金田中にはお芝居を見てお昼を金田中でというバスのパック・ツァーのお客さんが入っているのも見かけますから。

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