ううん。微妙だな?
2006年02月17日(金)
昨日、堀江貴文被告の弁護人が東京地裁に保釈申請をしています。粉飾決算で再逮捕されるかと囁かれていたのですが、再逮捕はないままです。そもそも業績を伸ばしている最中の企業に「粉飾決算」という罪を当てはめることにいささかの無理を感じます。これで保釈されるのか、それとも再逮捕となるのか?微妙です。昨日は国会に自民党側は「ガセ」というメールが持ち出されましたが、この事件、どこまで行っても「へん」な事件です。ここまで再逮捕に手間取っているところをみると仮に再逮捕されて裁判に持ち込まれても、かなり揉める裁判になりそうな気がします。
ライブドア事件は最初から政治絡みという印象をぬぐえないのですが、民主党はこの問題の追及の方法を間違えているのではないでしょうか?どうも従来型の方式で政府の失点を探しているように見えますが、いっそのことホリエモンは悪くないという視点にたったほうが、政府の失点あるいは無能をあぶりだすことができるのではないかという気がします。ま、これも微妙ですが。
イラク自衛隊は3月から撤退を始めて、5月には完全撤退という計画があると報じられていますが、こちらも正式発表ではありません。政府高官のよるという情報で、かなり精度はあるものの微妙。昨年から続くフランス暴動やデンマークの風刺漫画にたんを発した暴動など、欧米に対する敵意は広範になってきていますし、アメリカのイラク政策は失敗している様子なので、早く帰ってくればいいと思うのですが、国会では誰も質問しないのかな?それともニュースが流れないだけなのでしょうか?
オリンピックが始まって、人の目はそちらに釘付けというか、情報がオリンピックに向いているうちに、あっちこっちで微妙な動きが出ています。オリンピックが終わったら、今度はどんな展開が待っているんでしょうね?ネットや新聞の小さい記事を拾い集めているとなんとなく微妙な雲行きになってきています。
わーーい、先生ごめんなさい。
2006年02月16日(木)
歯医者さんに行って来ました。20年以上お世話になっている先生です。2年ぶりの歯医者さんです。2年前に左上の奥歯をせっせっと治療して、あとは金属をかぶせるだけというところまでこぎつけました。それから放りだしてしまったのです。その歯が痛みだしたのが昨年の12月。レントゲン写真を見た先生が 「これは痛くなってから、そうとうに時間が たってますね。だいぶ悪くなっている」 わーーい、先生、ごめんなさい。今度は真面目に治療します。ちゃんと終わりまで通います。だから8年前に歯を抜いたまま、隙間になっているところも直して下さい。というわけでしばらく歯医者さん通いをすることにしました。
「いいですか、ここが歯がなくなるかなくならないか の正念場ですから、がまんして下さいね」
はい、はい。解ってます。でも根幹治療って苦手。だから、悪くならないうちに治療に来てねと言われそうで、またまた「先生、ごめんなさい」と手足をばたばたしたくなるのを我慢してました。
でなぜか、歯医者さんに行ったあとは飲みたくなるドクター・ペッパー。麻酔が残っている時にしゅあっと炭酸を飲むとこれが美味しいのです。歯医者さんは明治屋の並びにあるんです。ドクター・ペッパーを買って法政大学の研究室で飲んでいると日文科助手のF女史が 「先生(こっちの先生は私のこと)胃が痛いって言ってませんでしたか?」 「うん、胃が痛いし、歯の治療したあとは麻酔で麻痺しているし、心臓がまた自律神経の失調症で痛くなるかもしれないし、それになんだか腰も痛くなってきた。腰が痛くなるなんて珍しいんだけど」 「じゃあ、ドクター・ペッパーなんか飲んじゃいけません。胃に悪いでしょ」 「だって、これは薬。薬なの。だからドクターって書いてあるじゃない」 「それより、早く直してウォッカを飲みましょう」
ドクター・ペッパーってコーラよりの癖が強いのであまり売ってないのです。銀座の明治屋には置いてあるので、歯医者さんの帰りには必ずドクター・ペッパー。 「だからね、ドクターなんだから薬だってば」 「それより痛いところは全部直してウォッカです。ドクター・ペッパーよりもカラオケでペッパー警部です。」 「解った。解った。早く直します。はい。」
吐くか食べるかそれが問題だ
2006年02月15日(水)
夜中に突然、心臓がばくばくしだしました。また例のよって自律神経の失調症だなと、これは何度も経験があるので「嫌だなあ」と思いつつも、それほどあわてることもなかったのですが、その時、何を思ったのか台所にあったプルコギ(牛肉の絡め焼き)をレタスに包んでほうばったのです。我ながら理解に苦しむ行動です。
どうなったかというと、なんと喉にどうもそのプルコギレタス包みがひっかかっている感じがあって、なかなかとれません。自律神経の失調症のほうはとうにおさまっているのに、喉及び食道が苦しい。で吐いてしまおうか、それとも、ごはんをゆっくり噛んで食べようか、夜中に二者択一で輾転反側しました。吐いてから食べるという手も考えました。少なくとも食べてから吐くよりもましな気がしました。
吐くのはあまりやりたくないけど、ご飯はちょうど炊いたご飯がなくて、お米を研ぐところからやらなくちゃならないし、ああ、どうしようどうしようと思っている間にとうとう夜が明けてきました。フィギアスケート男子のライブを見ようと思ってたのに、それどころじゃない。結局、ご飯を炊いて、それをゆっくりゆっくり噛みながら食べてみました。それでも今朝は胃が重い。しかし、なんだって、自律神経失調症の発作の最中にプルコギレタス包みなんかを食べる気になったのだろう?これからはごはんはよく噛んで食べます。今日、歯医者さんを予約してあるから、歯もちゃんと治しておこう。いやハムレットもびっくりの一夜でした。これってあのお経を唱えるプリンターのたたりかしら?
ビックカメラ
2006年02月14日(火)
息子と一緒に有楽町へ洋服を買いに行きました。で、そのかえりにビッグカメラによったんだけど、きっとあんまり本屋に行くことがない人が本屋に行くとこんな感じなんだろうなあって、目をちかちかさせながら、想像してました。なにがなんだか、さっぱりわからない。プリンターもパソコンもたくさん並んでいるんだけど、なぜ値段が違うの理解できないんです。
これが服とか雑貨とか家庭用品とか本だとだいたい見ただけで安そうだとか高そうだとか解るんでけすけどね。どうも電気製品やパソコンってまったく違いが解んないので、結局、値段だけを見てしまいます。
で、解ったのは、いや、正確に言えば家に帰ってきて解ったのは、プリンターは壊れていなかったということです。写真もプリントできる安いプリンターを買ってきて、息子に取り付けてもらいました。で、彼が言うには前のプリンターも「まだ生きているよ」ということで、「こりゃ、ダメだ」と思ったのはまったくの思い込みだったようです。なあんだ(しょぼん)でした。
春めいてきました。
2006年02月13日(月)
立春を過ぎたら、光が明るくなって春めいたきました。春の予告編というところでしょうか。ええと最近、食べておいしかったものは、ひこいわしのマリネ。ひこいわ、ってアンチョビーなのですが、これを塩コショウしてオリーブオイルに着けたもの。日本の酢の物よりもやや濃厚な味です。缶詰のアンチョビーよりもずっと見た目がきれい。ひこいわしのきらきらした背中がお皿にずらりと並んだところがおいしそうです。白ワインで。
そろそろ、さよりの季節ですね。さよりと山うどを酢味噌で食べるのも好き。それから、あとは何があるかしら?ぶりとか河豚とか、冬のお魚は食べ収めの季節。そうそう鯛もそろそろおいしい季節が来ます。
やさぐれちゃんとマニエストQさんのおたより
2006年02月11日(土)
やさぐれちゃんからバトンが回ってきました。バトンラッシュなんだそうです。以下「小説バトン」の答え。
●本棚に入ってる小説の数 よく解らない。数えたことがない。
●いま読んでいる小説 アービングの「ホテル・ニューハンプシャー」を読み始めたのだけど、新潮4月号に星野智幸小論を書くのでそっちを読むほうが先になっている。
●あなたが買ったいちばん新しい小説 いくつかのアービングの作品。
●よく読む、あるいは思い入れのある小説(5冊まで) ううん。これもいつもされて困る質問です。
●次に質問を廻す人(5人まで) だれかいませんか?この質問に答えてくれる人。
次はチャー(犬ちゃん)のその後をマニエストQさんが知らせてくれました。だいぶ態度が大きくなっているみたいです。
「元気です。ものすごくワンパクです。勝ち気です。歯向います。 家内は毎日咬まれてます。 夜は、家内と猫と三人で仲良く寝てます。 食欲がよくて猫缶、キャットフード、鰹節まで食べちゃいます。 可愛子ブリッコで、家内とわたしに使い分けてます。 いたずらすると「先生のとこに帰しちゃうぞー」と叱るんですが、ヘノカッパです。 まあ、楽しくやってますよー。」
なんだか猫のご飯までとっちゃいそうな感じですね。ご面倒をかけますが、よろしくお願いします。
無弦琴の会
2006年02月10日(金)
城戸朱理さんからお電話をいただきました。骨董を買いに行く会を作ろうということで会の名前も決まりました。「無弦琴の会」。「無現金の会」じゃないですよ。 なんでも陶淵明が楽は好むのに、音痴で、それで弦の張っていない琴を弾いて、弦がなくても音はでるのだと言ったということから名づけたのだそうです。カラオケの同好会にも使えそうな名前なんですけどね。
それで第一回は夏休みにソウルに行こうってことに相談がまとまりつつあります。お目当ては李朝白磁。でも夏のソウルなら薄い麻で仕立てた韓服を探すのもいいなあって、気の多い私は早くも余所見。「ちゃんと買ったものを写真に撮っておこうね」って、そういうことをしてくれる人がいると助かります。だって、物を買うのはすきなのだけれども、いつ、どこで、いくらで買ったかなんてすぐ忘れてしまうから。
プリンターの断末魔
2006年02月09日(木)
どうもタイトルを考えるのをさぼっているんじゃないかと思われそうだけども、ほんとうだからしょうがない。プリンターがダメになってしまった。例の仕事をするたびに「ギャテイ、ギャテイ、ハラ、ギャテイ」と般若心経を唱えるプリンターだ。ファックスで送る必要がある原稿をプリントしていたら「しゃーっつ」という音と共にぷちんと電源が切れてそれっきり。あとはうんともすんとも言わない。いったい何が起きたのか、さっぱり解らないながらも、もうダメという感じだけははっきりしている。
で、我が家の娘はこれが就職活動の最中で、しょっちゅうパソコンを使っている。就職活動には想像以上にパソコンが使われているようで、どうかすると、大急ぎの仕事があるにもかかわらず、パソコンを占領されてしまうこともある。昨年の暮れあたりに2月には長時間にわたってパソコンを使うから専用のノートブックパソコンを購入してくれと要求されていたのだが、一日のばしにしているうちに、プリンターまでダメになって、仕方なしに学校へ出かけていった。というわけでプリンターとノートブックパソコンを両方同時に購入しなくてはならなくなりそうだ。
なんか壊れる前に「壊れるぞ、壊れるぞ」というサインを出して欲しいのだが、たいてい、すごいラッシュで使用している最中に突然壊れてしまうのがパソコンとその周辺機器のような気がしてきた。
おじさんは拾えない。
2006年02月08日(水)
日本には殺処分される犬がずいぶんいるということですし、化粧品や医薬品の動物実験に使われる生き物もたくさんいるそうです。「犬ちゃんはどうしているかなあ」という話になって「やっぱり運が良いとか悪いとかというようなことはどうしても避けがたくあるもんだねえ」と嘆息しました。
息子がアルバイトをしている体育館のある公園では、昨日からの冷え込みで、また命を落としたホームレスの人がみつかったと言うことでした。時々、あることなのだと以前から聞いていました。「犬なら拾ってこられるけど、おじさんは拾ってこられないからなあ」と私。そう言いながら、以前は居候のいる家がいっぱいあったことを思い出していました。居候って物語や落語の中にはよく出てきますが、昭和30年代には、ほんとうに居候のいる家がありました。
旧来の家族を解体して、新しい家族の形を追求するという小説が書かれはじめたのは80年代の半ば、つまり昭和の終わり頃でしたが、その頃から居候のいる家って少なくなってしまったみたいです。皮肉なことなのか、それとも必然なのか、どちらなのでしょう。それにしても、気の毒に感じることがあっても「おじさんは拾ってこられない」のです。人間のほうが過酷な現実に襲われる可能性があるような、そうでないような複雑な気持ちです。
かもめが飛ぶ
2006年02月07日(火)
昨夜から今朝にかけて雪が降りました。うっすらと雪化粧です。かもめが飛んでいました。ふだん、かもめは東京湾や荒川の河口付近にいるのですが、風の流れや天候の具合によって川を遡ってきます。
いつだったか、もうすごい数のかもめが飛んだ日がありました。家がまるごとかもめの大群のなかに飛び込んでしまったような感じでした。あれも冬の朝だったと記憶しています。今日は3羽ばかりが低く高く飛行していました。
雪国ではまた大雪だそうです。
↑前のページ / ↓次のページ
|