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写真は嫌いだあ
2004年09月13日(月)
自分の写真をみると嫌だなあと思うことがしばしば。身体の小さい人と写るのが嫌い。だって、こっちがううんと大きく見えちゃうんだもの。
子どもの時は同じ歳の子どもと比べてううんと小さかったので、自分では今での小さいと思い込んでいるところがあります。でも写真をみると「デカイ」というギャップに耐えられ無い。だから写真はキ・ラ・イです。でも撮って欲しいし、だからと言って小さくなるのは嫌だし。
最近ますますドラえもん化しているし(顔とお腹が大きくなる現象)ああ、写真は嫌いだ。
北朝鮮と中国
2004年09月12日(日)
お昼のHNKニュースで北朝鮮北部で大きな爆発があったとことが報じられました。韓国のメディアが北京からの情報として伝えたようです。爆発があったのは9日のことで、この日は北朝鮮の建国記念日でした。
最初は核実験が疑われていましたが、これはアメリカ、韓国、ロシアなどの政府によって否定されています。核実験であれば放射能などの影響が出ますから、たぶん、核実験ではないでしょう。次に取りざたされたのは反政府活動があったのではないかという推測です。こちらのほうはまだ否定も肯定もされていません。龍川の列車爆発事故の3倍の規模ということで、軍用車両の爆発事故や軍需工場もしくは武器庫の事故ではないかとも言われています。
朝鮮日報の日本語サイトが掲げていた両江道キンヒョンジク郡付近の写真では現場は山岳地帯です。中国国境からは20キロないし30キロほどのところです。このあたりには軍関係の施設や基地が多く、韓国側からは攻撃しにくい地域とされたいたそうです。
とろこで12日には平壌で金正日総書記が中国の李長春政治局常務委員と会談しています。龍川の列車事故の時もニュースは北京から流れてきました。事故現場は中朝国境から30キロほどでした。龍川の列車事故は金正日総書記が北京を訪問した帰りでした。あの時は私は直感的に中国の関与を感じたのですが、今度も符号しているような気がします。もっとも爆発になんらかのかたちで中国が関与していたとしてもそれが明るみに出ることはないでしょう。
建物の運命
2004年09月11日(土)
昨日、書いた不思議な運命の建物の話の続きです。今は葬儀用のセレモニーホールになっているある建物は、7、8年も借り手がなかった挙句に、銀行の差し押さえられたということでした。その建物はT字路の突き当たりにあります。
T字路はかなり大きな道で、信号が無ければ交通にも不便が出る場所です。駅からは近いのですが、T字路の突き当たりでは信号の関係で、建物の前に車を止めたりはできません。ここはもともと和風の個人住宅が建てられていたそうです。そのもそれほど古い建物ではなかったようで、個人住宅が取り壊された時には、その家を建てた大工さんが涙を流して見詰めていたという話でした。
木造の個人住宅をわざわざ取り壊して、一階を貸し店舗、二階を貸し事務所に、3階に住居を作るという鉄筋コンクリートのビルを建てたところ、7、8年も借り手は一人も現れず、とうとう銀行に不良債権の担保物権として処理されることになったようです。その間の銀行は利子をとっていたのでしょう。それにしてもなぜそんな立地の悪いところに銀行はお金を貸したのかと不思議になる話です。
日本じゅうのあっちこっちでそんな運命の建物を多くの人が目にしているのだろうと思います。建物には人の運命も付随しているわけですから、ため息のでる話でした。葬儀用のセレモニーホールはそんな立地の悪いところでもやって行けるというのも、なんだか複雑な心境を呼びます。こういうのをバブルの遺跡というのでしょうか?
夜はこれから
2004年09月10日(金)
漸く、暑さが通り過ぎようとしています。秋は夜が楽しい季節です。
3年ぶりくらいに自分の部屋を大々的に片付けてます。片付けというよりも発掘作業です。2002年にインドを訪問した時に松浦理英子さんにとってもらった写真が出てきました。デリー郊外の中世の遺跡です。インドの作家に「インドでは若い人はどこでデートをするのか」と尋ねたら「遺跡で」という答えが帰ってきて笑ったことがありました。男女関係に厳しい社会なので、二人で静かに過ごすには遺跡くらいしか場所がないということでした。
その遺跡ですが、デリーの南側の郊外には中世以来の遺跡が幾つもジャングルに埋もれています。日本だと同じ土地の地下に遺跡が埋まっているのですが、インドでは、遺跡は南から北へ街が北進した様子がそのまま地表のジャングルの中に残っています。私はカメラを持たないので、松浦理英子さんに写真をとってもらいました。河原弘通さんにいただいた赤いハスの写真の隣にインドの遺跡の写真をピンで留めました。
話は変わって、葬儀用のホールというのが最近、街に増えました。これは、あっちこっちで金融機関が潰れたり、不良債権の補填のために売られたビルで葬儀用のホールになってところが多いことを知りました。その中には不思議な運命の建物もあることを話に聞きました。インドの遺跡と葬儀用のホールがどうるながるのか解りませんけど、なんだか、ひとつながりになりそうな気がしている宵の口です。
まだ風が吹いている
2004年09月08日(水)
台風が通りすぎて、まだもまだ風が吹いています。それにかなり暑くなりました。
9月の暑さというのは、これでもか、これでもかとお日様に我慢比べをされているようなところがあります。
さて、この風が止んだらベランダの植木鉢に水をやることにします。台風の風のすごいところはそれが潮風だということです。海から巻き上げた塩分を台風は内陸の町まで運んで来てしまいます。植木鉢の植物もその潮で茶色く変色してしまいますから、水で洗い流すのです。
それにしても今度の台風の風は長時間です。せっかく芽吹いた薔薇の芽がこれでダメになってしまうかもしれません。
火山、地震に津波それから台風
2004年09月06日(月)
昨夜の紀伊半島の二度目の地震では、気象庁がこれまでにない経験としてやや困惑していたことが新聞に出ています。
最初の地震ですが、私の家では7時のNHKニュースを見ていました。テレビ画面に地震があったことを告げる速報が出るほうが先で、それからゆっくりと建物が揺れだしました。電波で情報が伝わる早さのほうが、地面を伝わってくる振動よりも早いのはあたりまえかもいしれません。しかし地震情報のあとを追いかけるような、ゆっくりした揺れに、あらためて地面というものも生きて動いているのだなあと感じさせられました。地球のプレートというのはこんなものだよとからかわれているような最初の地震でした。
二度目の地震は最初の地震よりの小さな揺れがしばらく続きそれから大きな横揺れに変わりました。おおきな横揺れに変わるまでの時間が最初の地震より長かったようです。身体で感じる揺れの程度は最初と同じくらいでした。居間に行ってテレビを見るとNHKのアナウサーは最初の地震の時よりもあきらかに緊張していました。
浅間山が爆発したのは先週ですが、今週はこれから大型の台風の襲来も予想されているところに地震で気象庁はさぞかし大忙しだろうと思います。幸い、浅間山の噴火も地震もさしたる被害はでませんでしたが、日本列島の災害の見本市をやられているような感じです。まさか地球が防災訓練に協力しているなんてことはないでしょうが。
白いシャツ
2004年09月05日(日)
季節のかわりめ。夏から秋へと、冬から春への時期には白いシャツを着るのがとても気持ちがいい時期があります。台風が近づいていて、ちょっと空気が湿っぽいのですが、今頃になると白いシャツが着たくなります。
先日、聞いたファンファーレ・チォカリーアのおじさんたちのシャツは真っ白というわけではなくて、何度も洗濯をしたくすんだ白でしたが、身体によく馴染んでいて、いいなあと思いました。
海辺の漁師町では夏場は、白いステテコにしろい前開きのシャツそれにパナマ帽というのでお出かけスタイルでしたが、あれとフェンファーレ・チォカリーアのおじさんたちのシャツはそっくりです。気分としてはね。でもステテコと前開きシャツにパナマ帽で私が町を歩こうとは思わないなあ。
今度の台風は18号と19号がアベックで来るみたいですね。先日、「アベック」と言ったら、「ああ、なんて古い表現なんだ」と呆れられてしまいましたが、なぜか台風は「アベック」じゃないと感じがでません。まちがっても「カップル」なんて言えないし、「ペア」もなんだか今ひとつヘン。ともあれ、夏の終わり、白いシャツの季節です。台風があんまりひどい被害をもたらしませんように。
香りの来訪者
2004年09月03日(金)
夜はさすがに涼しくなりました。8階の家でも騒がしく鳴く虫の声が窓を開けているとよく聞こえてきます。クーラーよりも自然の風は身体に優しいので、くつろげます。昨晩も夕食の時は外の風を家に入れていました。
すると、甘い香りが風にのってやって来ました。パイプ煙草の香りです。きっと隣のご主人がベランダでパイプを楽しんでいるのでしょう。香りのおすそ分けです。チョコレートフレーバーでした。
ちょうど、こちらも食後ののんびりした時で、香りの来訪者は大歓迎でした。外の風をひとりで楽しみたくなるような夏の終わりの晩でした。
最近は受動喫煙なんて言葉もあって、喫煙者は形見が狭く、ベランダでしか煙草がすえない蛍族なんて言葉もあります。もし、隣家が強固な非喫煙者だったらベランダでの喫煙も苦情の対象になるでしょう。ほんとうお隣さんとの関係は難しい。遠くの何の関係もない人と喧嘩をするなんていう人はいないのですから、隣こそむずかしいのは当たり前でしょう。
ロシアとは北方領土問題、中国とは尖閣所要問題、韓国とは竹島問題、太平洋を挟んだアメリカとな日本国内の基地問題。こんなふうにならべてみると島国の日本もなかなか国境を接している国とは、解決の難しい事柄を抱えているものですなと、なぜか、パイプの煙に誘われて途方もないことを考えていました。
アメリカの国力
2004年09月02日(木)
アメリカ大統領選挙が近づいてきました。そのニュースを見ていたふっと思ったのですが、アメリカの国力は弱まりを見せているのではないでしょうか。
そう感じたのは強いアメリカが極端に強調されているからです。この点では共和党も民主党もあまりかわりありません。人も国も弱くなっている時ほど強さを強調したがるものなのだと思います。
原油価格の高騰が伝えられていますが、それに加えてテロに備えての厳戒態勢、イラク戦争にかかる出費と数え上げて行けば、どこれもこれも生産性が乏しいのにお金のかかることばかりが続いているのではないでしょうか?
アメリカは強いという思い込みは日本にもありますし、アメリカの国力が弱まっているのではないかなどというと観念的な反米感情からそう言っているように聞こえるかもしれません。各種のニュース画面を見ていてそう感じただけです。
異常潮位
2004年09月01日(水)
昨年、沖縄に行った時に沖縄タイムスの記者から聞いた話ですが、沖縄ではここのところ毎年、異常潮位に悩まされているそうです。海の潮が高くなって、海辺の村が浸水する異常潮位です。県知事選挙でも異常潮位対策が話題になったといいます。
南太平洋の島が水没の危機にあるという話を伝え聞いたのはもう10年も前です。異常潮位は北上する傾向にあり、沖縄の次は、昨年、広島の宮島が潮位の高まりのために浸水していました。今度の高松で、台風の接近と満潮時間が重なったために高潮が起きたのは異常潮位の北進とは無関係なのでしょうか?
そう言えば京都議定書はどうなってしまったのかなと思いました。アメリカが批准しないままになっていたのではないでしょうか?今の外務大臣が就任した時にアメリカの批准に向けて努力をしていたのをかすかに覚えていますが、その後はイラク戦争で、すっかり影が薄くなってしまいました。
日本は島国です。地球温暖化というのは、異常潮位などももたらすのですから、京都議定書はかなり切実な課題であるはずなのですが。
時間さえあれば沖縄や広島の宮島の異常潮位というものを見てみたいなあと思っています。海がじわじわと陸に上がってくる光景は、きっとあまり怖くはないのだろうと想像しています。潮の満ち引きですから時間さえ過ぎればまた引いて行きます。そのあまり怖くない光景がじわりじわりと広がった時に、人間の力では対抗できないとような大きな力になって行くのではないでしょうか。
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