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真っ白なアカパンサス
2005年07月09日(土)
アカパンサスは紫色の花です。この季節、ちょっとした植え込みなどで花を咲かせています。ブルーに近い紫なのになぜ「アカ」パンサスというのだろう?と、思うときがあります。もちろん外来種ですから、色名の赤とは関係のない名前なのですが。
今日はアカパンサスの真っ白なのを花屋さんで見つけました。百合の花を買いに行ったのです。うまくすると笹百合があるかもしれないと出かけたのですが、残念ながらありませんでした。笹百合は奈良の三輪神社の花で、お祭りの時は巫女さんたちが笹百合を頭に飾るのだそうです。野生種で栽培はしていないので、あまり市場にでません。また市場に出るのも、この季節だけです。
最近では山百合もあまり市場に出なくなったとのことでした。日本の百合がヨーロッパに渡って、栽培されてカサブランカのような栽培種が出来たという話も聞いたことがあります。笹百合といい、山百合といい、日本のうっとうしい梅雨の季節の野山をさわやかに見せてくれる花です。で、そうした野生種の百合を見つけられなかたのでかわりに白いアカパンサスを買って来ました。
また鍵を忘れる
2005年07月08日(金)
やれやれ。また鍵を忘れました。どこのって、家の鍵。出かける時に家に誰かいる時が危ない。ってのが解っていても、ついついやってしまうのです。
帰りのタクシーの中でロンドンの同時多発テロのニュースを聞きました。(その段階ではまだテロかどうかはっきりしなかったのですが)で、家に帰ってテレビで映像を見ようと思っていたのに、鍵がなくて家に入れず、うろうろ。
ロンドンのテロ事件ですが現時点で(0時58分)ニュースが伝わってくるのがいやに遅いように思えます。ブレア首相がロンドンに戻るのを待って全体像がはっきりしたニュースを発表するという手はずになっているのでしょうか?
水玉みずたま水玉
2005年07月06日(水)
水玉という柄があります。雨が降る日の水面を見ているとたくさんの水玉が描かれては消えて行きます。
水玉の柄がすきという人がいます。私はなんだか知らないけれども、子どもの時から、水玉柄には複雑な感情を持っています。好きなのか嫌いなのかよく解らないのです。でも、どっちでもいいというわけではないのです。ううん、なんと言ったらいいのでしょう?「あ、水玉だ」と思ってそれからが「・・・」でこの・・・の中に何か入っていそうで、それが何なのか解らないもどかしい気分です。
水玉模様の傘でも買おうかしら?
お経を唱えるプリンター
2005年07月05日(火)
どういうわけだか、うちのプリンターは仕事をするときにお経を唱えます。
「ギャテイギャテイ ハラ ギャテイギャテイ」
という具合です。でもそこだけしか覚えていないようで「ハンニャシンキョウ」全部にはならないのです。ま、ばっちり唱えられたら、プリンターさまさまで、何かプリントするたびにお辞儀をしなくちゃならないでしょうけれども。
雨の夜に
2005年07月04日(月)
今夜は遅くまで家の窓を開け放っておきました。雨の音がします。コンクリートの家に住んでいると雨の音は貴重なものに思えてきます。
一軒屋なら屋根を打つ雨の音で「あ、洗濯物を取りこまなくちゃ」とか「これでちょっと涼しくなるかな」なんてことを思うこともしばしばありましたが、コンクリートの家に住んでいると、そんなふうに雨の音を聞くこともなくなります。
雨粒が水に落ちた時にできる模様を描いている浮世絵や唐紙の図柄がありますが、よく見ているなあと関心します。昔の人は見るものがなかったから、そんなものでもじっと見ていたのかもしれませんが、じっと見ているとだんだんこの世の中に住んでいるのが好きになってくるから、おもしろいものです。
今日はずっと昼間から雨の音を聞いていました。夜になってもひっそりと雨の音がしている東京です。
申京淑さんの「離れ部屋」
2005年07月03日(日)
申京淑さんは韓国を代表する女性作家です。90年代に若い世代の新感覚の表現する作家として絶大な人気を博しました。6月に日本で出版された「離れ部屋」(安宇植訳 集英社)は申京淑さんの長編2作目です。
経済的に豊かな社会に相応しいセンチメントを表現できる作家だと思います。とりわけ「離れ部屋」は重要な作品です。日本のみならず、アジアやアメリカで韓国映画が注目を集めていますが、映画のような多くの人を動員するコンテンツを支えているのは、文学創作の力が新しい感覚を切り開いているからだと思います。
来週の日曜日(10日)法政大学で申京淑さんと津島佑子さんの対談があります。また同じ日に川村湊さんと野崎歓さんの韓国映画を巡る対談もあります。お時間のある方はぜひ起こし下さい。
2005年7月10日(日) 法政大学ボアソナード・タワー26F スカイホール 15時開場 対談開始15時30分 18時終了予定 入場無料(どなたでも入場できます)
「対談 韓国 文学と映画をめぐって」 自伝的なるものとフィクション 津島佑子と申京淑 東アジアの映画世界 川村湊と野崎歓
主催 法政大学国際文化学部 協力 集英社
優しい声で話す申京淑さんに久しぶりにお目にかかるのが楽しみです。
異常潮位
2005年07月02日(土)
今日(7月2日)の日経新聞社会欄に気象庁が異常潮位に注意を呼びかけているという記事がありました。100年の間で、今年は最高に潮位が高まっているとのことです。100年といえばおおよそ気象観測始まって以来ということになるのでしょう。
沖縄では数年前から異常潮位が観測されています。また異常潮位は年々、北上する傾向があるのだそうです。今年の異常潮位は黒潮の蛇行が原因だと新聞は報じていましたが、それだけが原因なのでしょうか?
地球温暖化によって潮位が高まっていると言われています。実際の被害も出ているのですが、不思議なくらい関心が低いのはどうしてでしょう。
夏は海水の温度が高まって、そのために海の水も膨張するのです。夏の大潮の夜、まんまんとした海の水に丸い月の光が投げかけられている様子は、子どもの時から心奪われる景色のひとつでした。今にも水が膨れ上がってくるような切迫感があり、水は滑らかな闇に見えました。
蒸し暑いから
2005年07月01日(金)
東京の夏は数年前から、梅雨の頃にとんでもない暑さの日が来るようになっています。36度とか38度なんて体温よりも気温のほうが高い日があります。
蒸し暑いはなぜかビールじゃなくて冷えた白ワインが飲みたくなるのはなぜでしょう。以前は湿度の高い東京では、ワインを飲むと身体じゅうの血管がじんじんするような感じがしていたのですが、この頃は、じとっとした感じを楽しむような、へんな感じ。じんじんしている血管を抱えて白ワインを飲んでいるんです。蒸し暑いのを楽しむ方法を探しているみたいです。
それから貝。いまごろの季節はあおやぎとか赤貝とかその他いろいろな貝がおいしいのも、蒸し暑いと白ワインが飲みたくなるのが関係しています。貝と白ワイン。なぜか「水の味」がします。水っぽいじゃなくて、葡萄や貝の中に蓄えられておしいくなった水の味がします。 こういう濃厚な水の味で、蒸し暑さに含まれた湿気と闘っているのです。
伊藤比呂美さんから朗読会出演承諾のお返事がきました。
2005年06月29日(水)
じゃん!伊藤比呂美さんから第2回目の「豆畑の朗読会」出演について快諾のお返事をいただきました。
「朗読はもちろんです。 来年の三月といったらまだまだ先ですが、それまでに腕をみがいておきましよう。 (というか詩をかいておきましょう)」
というわけでぴかぴかの詩を読んでもらえそうです。
だいたひかる
2005年06月29日(水)
一度だけ、テレビで見たんですが、で、かつ、それほど強烈な印象というのでもないのに、時々、だいたひかるが「どうでもいいですよ」と歌いだすことがあります。もちろん私の頭の中で。
♪もしもし 亀よ 亀さんよ♪
が流れているうちはいかに「亀の呪い」にのろわれていようと、淀んだ川の流れが再び急流に差し掛かるように、なんとかなるのですが・・・。だいたひかるはまずい。ちゃらちゃらとふあふあの間のちゃらふあな声で
♪どうでもいいですよ♪
と歌いだされると、これはかなり重症の「亀の呪い」どころか一歩も前に進まなくなっちゃう「うさぎ眠り」状態。たくさん、原稿を書いている時っていろんな症状が現れるものなのです。
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