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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

月日は飛ぶように去る

2010年08月09日(月)

 7月半ばから、さあ、夏休みだぞってわけで、次から次へいろんな人に会って話をしたり、あっちへいったりこっちへ行ったりです。12月の東アジア文学フォーラムのために北九州へも行ってきました。それで、熊本から東京へ来ていた伊藤さんとは、どこか、空の上か、地上か、わからないけれども、すれ違ったらしいのも、伊藤さんのコラムを読んでいたら解りました。

 北九州は30年前に戸畑へNHKの取材で出かけたのが最初。それから、小倉と門司へ「楽隊のうさぎ」の取材で行ったのは、もう12、3年前になるのには、ちょっと「そんなになるんだ!」という驚きでした。北九州の帰りに、湯布院へ。湯布院から別府へ戻って竹細工を見てきました。大分県は竹の産地で、エジソンが電球のフィラメントに使ったのも大分産の竹だそうです。
 北九州から戻って法政大学の富士見校舎で日本編集者学会の定期セミナーで元講談社の徳島高義さんにお話をしてもらいました。それから法政文芸6号の打ち上げ。

 そうそう、家には姜英淑さんからお手紙が届いていました。急ぎお返事を差し上げたのですけど、イギリス旅行の話を「豆畑の友」に書くといいながら、もう1年。ほんとうに月日は飛ぶように過ぎ去って行きます。陶芸家の角りわ子さんから小田急デパートで個展を開きますって葉書が来ていたので、渋谷のオーチャードホールで佐渡裕指揮の「キャンデード」を見た帰りで、小田急へ出かけて行くとなぜか司修さんが個展を開いていました。
 私は「?」という感じ。
「ほんと偶然なの」
 と角りわ子さん。デパートが仕舞ってから、ご飯を一緒に食べました。そんな具合に月日は飛ぶように去って行くのです。角りわ子さんと話したのは、都内最高齢の男性が30年前に死亡していたという事件。
「あれって年金が問題じゃないよねえ」
 って。この話はまた明日。

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