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中沢けいコラム「豆の葉」
   
 

202年前に譲位した光格天皇の時代

2019年04月30日(火)

 202年前に譲位した光格天皇は明治天皇の曾祖父なのか。後の尊皇思想に多大な影響を与えたと。1840年(天保11年)崩御。私の4代前(母方)の権四郎お祖父さんは天保4年生まれだから、光格天皇と同じ時代に生きていたのね。天保と言えば「天保水滸伝」。笹川繁蔵、飯岡助五郎、平手造酒の名前は知っているし、利根の川風〜♪の歌も知っているけど読んだことはない。読んでみようかな。
天保と言えば「天保水滸伝」。笹川繁蔵、飯岡助五郎、平手造酒の名前は知っているし、利根の川風〜♪の歌も知っているけど読んだことはない。読んでみようかな。光格天皇(1771年 明和8年〜 1840年 天保11年)と同時代の人に国定忠治(1810年 文化7年〜 1851年 嘉永3年)がいる。清水次郎長とあわせて幕末の侠客のひとり。元祖育メン。違うかぁ〜(笑 
 ほう。こんどお札になる渋澤栄一は光格天皇崩御の年の生まれだ。1840年天保11年生まれ。武蔵国榛沢郡血洗島村生まれ。今の深谷市。藍玉の製造販売と養蚕の家に生まれたけど、尊皇攘夷の志士になったんだって。ちょっと生まれるのが早かったら侠客になっていたかしら?

牛島の藤

2019年04月29日(月)

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 牛島の藤を見てきた。藤花園の藤。牛島の藤と言えば、藤花園の藤だけど、周囲の民家の庭先にも藤が植えられているおうちが多い。
 東武野田線の駅名は「藤の牛島」。甘い香りが時おりふあっと鼻先をかすめる。午後なので香りは少なくなっているけれども、それでもかなり香っていた。
 牛島は春日部市内。東武野田線、春日部駅の隣が「藤の牛島」駅。あたりはいかにも関東平野という景色。
 牛島の藤は樹齢1200年だとか。天然記念物に指定。1200年前と言えば、中国には「唐」があり、朝鮮半島は「新羅、渤海」の南北朝時代。どうして牛島に藤が植えられたのかはわかりませんけれども、朝鮮半島、中国大陸との縁があるものが点在しています。牛島の藤もなにか、そうした朝鮮半島、中国大陸との関連があるのかもしれません。
 東武野田線は、大宮から岩槻、春日部を通って柏に至る私鉄。大宮は「関東の首都」を自認する都市で、埼玉県庁がある浦和よりも大きな駅です。浦和は県庁、裁判所などがありますが、特急が停車しない珍しい県庁所在地の駅。なんでも大宮、川口、熊谷などで、どこに県庁を置くのかを争った挙句に仮に浦和に県庁を置いたのがそのままになったとか。それから幾星霜、こんどは大宮、与野、浦和が合併し、「大宮市」になるかと思いきや、それは約束が違うとばかりに「大宮市」を名乗れなかったとか。結局「さいたま市」の名称を使うことになりました。
 

市場はなくなるのかな。

2019年04月11日(木)

築地市場から豊洲市場への移転のみならず、全国で市場の改修が進んでいいる。
一方で民営化という言葉で語られるのは「企業化」を意味していることが多い。これまで会社経営に馴染まないとされた農業、漁業も「企業化」され、企業は金融市場で株式などを取引される。儲からなければ撤退するのが企業。儲からなくってもそこに生きる人たちがいる業種で企業化していいのか。
 個人経営の農家、漁師と繋がっているのが卸売市場。卸売市場と繋がっているのが個人経営の料理屋、小売店。街から八百屋が消える。魚屋が消える。顔なじみになれる料理屋、レストランが消える。残るのはマニュアル化した接客の大型店舗とコンビニ、それからチェーン店。街の眺めはすでにそうなっている。
 個人経営者を潰して、企業化を図り、株式市場で取引されるような大企業を作るという流れ。それで、ちゃんと人の暮らしが立ち行くのか。まともに賃金の支払いがされるのか。極端に言えば金融市場が物品の市場を呑み込む過程を見せられているわけだ。
 日本は世界でいちばん成功した社会主義と揶揄された時代があるけど、東西冷戦終結のあとで、世界でもっとも破綻した資本主義って言われないといいんだけどなあ。

   
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